No.749〜
No.691〜748
No.634〜690
No.590〜633
No.561〜589
No.537〜560
No.505〜536
No.467〜504
No.453〜466
No.432〜452
No.415〜431
No.396〜414
No.373〜395
No.351〜372
No.325〜350
No.302〜324
No.280〜301
No.252〜279
2009.5.30 Sat. 晴れ 23℃ No.251


※毎週土曜が更新の日時になりましたね…特に理由は無いですが(笑)現場の流れ、写真羅列にてご紹介。



今週の主な流れ。
CP(ブリッジ2階)BC(船首)製作・搭載溶接塗装前段階仕上げ各種検査 等です。
CP内、電線敷設完了する
   CP内、電線敷設完了
直ぐにBD上へ搭載してしまう
   〜でBD上へ直ぐ搭載
CP内部の様子
     内部の様子
天井部へマーキンを施していく
    天井部へマーキン
対岸より見るとこんな感じ
      対岸より
限定近海・乾舷マーク付け(三角白抜き)
  限定近海・乾舷マーク付け
船首BC付ける
      BC付け
船首側デッキ上の様子
    船主側デッキ上
フェア・リーダー、ボラード等製作していく
  フェア・リーダー等製作
船尾BW横へ穴を明けてフェア・リーダー配置
    船尾BW横へ配置
HC周りにおける作業開始
   HC、マーキン開始
HC下部へ締め付け連動用角パイプ敷き
   締め付け角パイプ敷き
各部へおける耐圧検査も続いて行う
   各部の耐圧検査も続く
外板側、石鹸水掛け
       外板側
検査官における厳しい外板チェック
    検査官のチェック
船尾には5連フェア・リーダーを配置
 船尾には5連フェア・リーダー
ウインドラスを船首側へ置く
  ウインドラス、船首へ配置
ND、引っ繰り返して定盤上へ置く
   ND、引っ繰り返す
CD、電線敷設完了する
   CD、電線敷設完了
敷設完了の中の様子
      中の様子
そしてND上へ搭載する
    〜でND上へ搭載
操舵装置等、前もって配置しておく
    操舵装置等、配置

   HC上、穴明け完了
ハッチ格納台も既に製作済
   ハッチ格納台、製作済
               今現在の様子
      今 現在

  以上、今一週間の流れでした。

  詳しい仕様等はSno.560と同様ですから省略させて下さいね(笑)

  敢えて載せるならば今船はブリッジ4階構造により2階がCP(captain deck)
  の略で表示、追加していることぐらいですかね。

  何故CDにしないのか?一々載せなくても分かろうものですが(笑)
  一番最上階CD(compass deck)と迷うからです。

  主機メーカでは最上階をW/H(wheel house)と表記するくらいですから
  各々表現の仕方は違うかもしれません。

  船舶における一つの豆知識としてご承知おき下さい。


  大分、暑くなってまいりました。真夏の現場がやって来ると思うと……
  ゾッとしますがネガティヴな気持ちを覆いつくし、かつ反転させる程の

  前向きなポジティヴ指向で臨める様に空元気でも何でもいいから(笑)
  頑張ってまいりましょう!

                      (了)
 
2009.5.23 Sat. 晴れ 22℃ No.250(祝!連載250回!!)


※また一週間が直ぐに経過(笑)…一応、今回も現場の流れを写真羅列にてご紹介。


今週の主な流れ。
FP1F・UD-7ブロック(船首)BW・BD(船尾)ブロック製作・搭載付帯する工事 等です。
バルバス(FP1F)における外板側仕上げ溶接
  バルバス(FP1F)仕上げ溶接
船首先端部へ搭載
    〜先端部へ搭載
外注分NP・ND・CD等、納入される
   外注分ND・CD等納入
FP2ブロック、アンカーホースパイプ製作
 FP2アンカーホースパイプ製作
ベルマウス・周り覆いカバー付け
  ベルマウス・カバー付け
UD-7ブロック完成にて定盤から搬出する
  UD-7完成にて定盤から搬出
ブロック反転
      〜反転
UD-7、船首部へ搭載する
    〜船首部、搭載
搭載完了
      〜完了
船底部繋ぎ、レントゲン検査
   船底レントゲン検査
バラストタンク内、耐圧検査
   バラストタンク検査
細部に至るまでしっかりとチェックする
    しっかりチェック
軸にプロペラ取付
     プロペラ取付
E/R内、セカンドデッキの様子
   E/R内、セカンドデッキ
下段、G/Eサイド
      G/Eサイド
BD内、電線敷設を始める
    BD電線敷設開始
敷設完了
       〜完了
そして早々と搭載
      〜搭載
BD下部、ケガキ
      ケガキ
下部、ガス切断
      ガス切断
下部、仮付け溶接
      仮付け
FP2ブロック完成
      FP2完成
そして本日、FP2搭載
     〜本日搭載
せっているガーダーを切り合わせする
   ガーダー切り合わせ
               今現在の様子
      今 現在

  以上、ここ1週間の船台上作業流れでした。
  本当に思い掛けず?とでも言いましょうか、昨日のBD搭載で終わり〜のはずが今日の快晴を受け、

  FP2搭載にて今週の締めとなりました(故に船体構造は終了です)

  進水まで約1ヶ月を残す予定(にしている)わけですが、かなり早いです。

  しかし、逆にそうであれば時間的余裕が有る艤装に時間を掛けられるというわけで、
  現クォリティーにそれ以上、二乗レベルの施しが出来るというもの。

  ブリッジ・居住区周りの仕上げ、しっかりやってまいりましょう。



  最後に…

           BARI-SHIP入口
                   今治海事展(BARI-SHIP)

    巷の造船・海運業者の方々にとっては噂の非常にコアな催し、今治海事展(BARI-SHIP)
    昨日行ってまいりました。

    一観覧の人間としてはプレスカードも持っておらず、出展業者の内容等はお見せすることが
    出来ないので詳細はコチラをご覧下さい。

    前会社在籍時、三ノ宮ポートアイランドにて催された展示会に参加したことはありますが、
    造船関連業者をメインとしてブースを設ける類は初めてでは?と思います。

    何かと不景気な暗い話題が先行がちなこの業界ではありますが来訪者の多いこと多いこと。
    外の方が涼しいくらい凄まじい熱気に満ちておりました。


    ご承知のことと思いますがかの今治・波止浜地区に非常に多くの大手・中手造船所が点在しており、
    また「世界の〜」と評される会社(笑)が本社を置いていることも有ってこういう展示会が催される
    ことに疑問を感じるわけも無く、むしろ遅過ぎたきらいもあるくらいです。

    私自身にとっても出展の内航船建造・同業造船所の方々と仕様・景気動向等について
    とても良い情報交換が出来て、あらゆる面において有益なる時間となりました。
    (こういう催しがないと会うことも中々無いでしょうなぁ(笑))


    不景気である〜ではこの業界を盛り上げる為にどうすれば良いか?〜展示会開催(good!)
    この海事展計画自体は相当前からでしょうけど、まだここ1・2年は色々とこの様に模索する時間が
    続きそうですね。

    これもカリカチュアの一種ですから、ラジカルな改善へ向かうきっかけとなる様、
    特に同業者の方!共にこの業界をインスパイアしてまいりましょう!!

                                  (了)

2009.5.16 Sat. 曇り時々小雨 19℃ No.249


※おっと!気を許していたらもう一週間が経過。腰が痛くて動きが鈍くなってますが動かないと……。


  また時間が先に経過し出したので写真羅列による紹介(笑)

  先週からの流れ一覧。
 AP-2・UD-1ブロック(船尾)UD-7・FP-2・FP1F・FP1A(船首)ブロック製作・搭載 等です。

     UD-7完成間近
FP-2ブロック、外板付けの最中
     FP-2外板付け
BD、西側定盤にて製作開始
     BD製作開始
SS-5、外注分ブロック納入
    SS-5外注分納入
FP-2、ウェーブフレーム溶接の様子
    FP-2ウェーブ溶接
スターンチューブを船体軸心間へ挿入
   スターンチューブ挿入
製作途中のFP2、FWT付近の様子
   こちらはAP-2FWT付近
西側定盤にて製作中であるバルバスバウ(FP1F)の骨組み
 製作中のバルバス(FP1F)骨組み
SS-5搭載済(P側)
      SS-5搭載
LOサンプタンクへエアーを張って耐圧検査の準備
  LOサンプタンクエアー張り
順次、石鹸水を掛けていく
   石鹸水掛けの耐圧検査
船尾管へチョックファーストを流す
  チョックファースト流し
M/E据付台仕上げ(リーマボルト穴あけ)を行う
    M/E据付台仕上げ
製作中FP-2ブロック内部の様子
   FP-2ブロックの内部
デッキ上の歪み取りはしっかり行っておく
   デッキ上の歪み取り
プロペラ軸をスターンチューブへ挿入する
    プロペラ軸挿入
船内E/R側は逆転機とペラ軸の中間軸
    船内側には中間軸
BDは組立が終わり、溶接待ち
     BDは溶接待ち
バルバスも本溶接開始
   バルバスも溶接開始
ウインドラス・係船機納入
    ウインドラス納入
BW製作中
      これはBW
M/E据付台下部を塗装する
  E/R、M/E据付台下部塗装
FP1Aを船首部へ搭載
      FP1A搭載
スラスタートンネル部をガス切断
  スラスタートンネル、切り
FP-2におけるアンカーチェーン・ホースパイプ立て
   FP-2ホースパイプ立て
P側ホースパイプの挿入時の様子
     P側の挿入時
以前に納入済のM/E登場
    納入済M/E登場
設置面、サンダー仕上げ
    サンダー仕上げ
先に船尾側へ逆転機(R/G)置き
   先に逆転機(R/G)置き
M/E吊り開始
      M/E吊り
そしてM/E搭載へ向かう
     そして搭載
重量軽減で分解のT/C
      分解T/C
2つしか分解していないので組立も直ぐに完了する
 分解分の2つも直ぐに組立完了
上へ被せる為に急ピッチで仕上げるUD-1
 よって急ピッチでUD-1仕上げ
LO・セントラルクーラ等をデッキへ置く
    クーラ等を置く
AP-2・UD-1を定盤から移動
    AP-2UD-1移動
ブロック反転
       反転
ブロック搭載位置へ降下
     搭載位置降下
AP-2・UD-1ブロック搭載完了
      搭載完了
船尾のデッキ上の様子
    船尾のデッキ上
UD-2とUD-1の接合デッキ合わせ
    接合デッキ合わせ
外注のファンネル、納入される
   外注ファンネル納入
外注分SS-6ブロックも納入される
    外注SS-6も納入
間へSS-6を嵌め込むインテンショナル搭載
  インテンショナル搭載()
昨日、船体ブロック等の搭載完了する
    昨日、搭載完了
               今現在の様子
      今 現在

  写真羅列では一番長い今回ですけど、以上、ここ1週間の船台上作業流れでした。
  (SS-6におけるインテンショナル搭載()No.228でリフレインしてみましょう!)

  ブロック搭載は言うに及ばず経過としてM/Eも搭載完了しました。
  建造が良い感じで進んでいることがご理解頂ければ問題無し(笑)

  掛かり得る時間をたっぷり取って作業することは良い船を輩出するベストな手立て!

   粉骨砕身、取り組んでまいりましょうなあ。 

                      (了)

2009.5.6 Wed. 晴れ時々曇り 22℃ No.248
※また懐かしい写真が見付かりましたので実績船として載せてみます。
  

   

   
    「徳久丸」航走
 
               「徳 久 丸」1,594(G/T) 4,102(D/W)

                        詳細はコチラ


    昭和57年竣工・NK国際近海船
    内航船建造が主な弊社においてこの船で近海は第2船でした。

    唐突に何故この写真を披露するのか?疑問に思われた方もいることでしょう。
    書庫のアルバムを見付けたことが第一ファクターではあるのですが、

    何を隠そう(まあ大袈裟だけど(笑))上2列の写真撮影時に私がその通船に乗っていたから
    という懐かしさからです。

    当時私は幼稚園年長組・5歳、物心着いてから初めての運転時乗船(させてもらう)でした。

    かなり大はしゃぎして喜び勇んで乗ったものの、数時間後には興奮し過ぎたせいか船内で高熱発生(笑)
    結局係船するまでサロンで横になったことをよく覚えています。



    今の動向は?やはり売船&廃船? と思いますよね、普通。

    しかし、何と今も外国船籍として現役で動いているらしいのですよ(驚)
    数年前現在の船主殿が図面要求の旨、弊社に連絡が有ったことから判明したのですが凄いですよね。

    船齢25年以上ですよ。造りが頑丈だったのですかねぇ〜〜(笑)


    出来得る限り長持ちする強い船造りを心掛ける!
    これが一番大事なことなのかもしれません。

                           (了)


2009.5.2 Sat. 晴れ 20℃ No.247


※GWの休みは基本的には取らないスタンスですけど(笑)一応、明日から数日取る事になりました。


昨日の続き、SS搭載スラスターエンジン搭載〜FPUD内作ブロック製作開始 等。
SS-4ブロック両舷搭載完了
     SS-4搭載完了
船内配電盤納入
      配電盤納入
FP1Aブロック製作開始
    FP1Aブロック製作
FP1Aブロック製作完了
      製作完了
FP1A船台最先端へ移動させる
    船台最先端へ移動
ブロック完成検査受検
      検査受検
UD-2ブロック製作開始する
   UD-2ブロック製作開始
ガーダーフレーム下部溶接
    ガーダー下部溶接
UD-1・AP-2、引っ付けて製作開始
   UD-1AP-2製作開始
AP-2内製作(溶接)の様子
     AP-2内の様子
UD-1・AP-2ブロック製作はこんな感じ
     こんな感じ
トラック便にてM/E・T/C等到着
   トラック便でT/C到着
クレーンにて吊り降ろし
     吊り降ろし
M/E本体は海路船便にて到着する
   M/E本体は海路到着

     本体吊り上げ
逆転機吊り上げ中
     R/G吊り上げ
ここで少し待機させる(搭載はもう少し後で)
    ここで少し待機
スラスターエンジンを船首部へ搭載する
  スラスターエンジン搭載
外注分SS-5、出張中に搭載する
   外注SS-5搭載(出張中)
外注分SS-7ブロックも同様に搭載
    外注SS-7も同様
UD-2ブロック、配電盤を置いて搭載する
  UD-2配電盤置いて搭載
ホールド側からブロック搭載を見る
   ホールド側から見る
ブリッジ居住区部分、コルゲート壁
  ブリッジ、コルゲート壁
UD-7ブロック、内作にて製作開始
     UD-7製作開始
FP-2ブロックも内作開始する
    FP-2も製作開始
バルバスバウ製作開始
      バルバス
BD製作も開始する
    BD製作開始(組立)
               今現在の様子
      今 現在

  ようやく、今現在へ追い付きました……今週は雨も降らずに進捗著しい週でしたね。

  進水は6月下旬ですから良いペース?と思いますが果たして…?
  とてもベターな気候を味方に付け、松浦造船は今日も驀進してまいります。

    続きはまた来週。  (了)
 
2009.5.1 Fri. 晴れ 19℃ No.246


※皆さんはGWとか有りますか?今の経済状況を考えると出ない方が良いのかも…ですが?(笑)


 前回の続き、SS製作・搭載補機(G/E)・スラスターエンジン搭載 等。
SS-2ブロック製作(今回はFOタンク有りの構造)
 SS-2ブロック製作(FOタンク有)
ペラシャフトが通るAP-1ブロック製作
    AP-1ブロック製作
AP-1ブロック、外板ウェーブフレームの辺り
  SS-1外板ウェーブの辺り
BT部ブロック搭載完了
     BT部は完了
SS-1は別の定盤へ別置きしてパイプ付け
  SS-1は別置でパイプ付け
SS-2ブロック完成する
      SS-2完成
そしてSS-2スターティング搭載
  〜でスターティング搭載
AP-1ブロック完成で移動
    AP-1ブロック完成
製作途中、ブロック外板の社内チェック
   製作外板部のチェック
SS-2ブロック中にG/Eを両舷搭載する
    G/Eを両舷搭載
外注しているSS-3ブロック納入さる
   外注SS-3ブロック納入
程無くしてSS-3ブロックを搭載する
    程無くして搭載へ
SS-3搭載完了
       完了

     SS-1搭載へ
SS-1、船尾E/R付近へ搭載完了
     船尾へ載せる
そして出張中に最後尾へAP-1ブロック搭載
  そしてAP-1搭載(出張中)
外注分SS-4ブロック納入
     外注SS-4納入
〜でSS-4も搭載完了する
    〜でこれも搭載


    続きはまた明日。(了)
 
2009.4.25 Sat. 雨後曇り 18℃ No.245


※船台上はもう凄まじく進んでしまっています。どうやって今の状態まで載せていこうか…?(笑)


 表題の通りでして… 記事多いです、辛いです、進捗アップ助けて下さい(笑)

 無事に竣工は済みましたが、当然船台上では併用して搭載も進んでおります。
 よって

 説明無しにて写真羅列を行い、今現在の時勢とシンクロさせるまで進めます。
 (ブロック製作・搭載を断続的に載せてまいります)

 
↓以下にて。


 まず、BT製作・搭載
フロア板を並べてBT-2ブロック製作
    BT-2ブロック製作
フロア下部溶接していく
      下部溶接
ブロック外板付け
      外板付け
センター盤木調整真っ最中
    センター盤木調整

  BT-2完成して船台上へ移動

    BT-3も完成間近
LOタンク付近のBT-1ブロック製作開始
   BT-1ブロック製作開始
セクションごとのフロア板並べ
     フロア板並べ
BT-3ブロック完成の後、船台へ移動
     BT-3、完成移動
500tプレスにて外板プレス加工
    外板、プレス加工
木型に合わせて暁鉄加工
      暁鉄加工
BT-2から搭載開始する
      搭載開始
搭載は前へ進んでいく
    前へ進んでいく
BT-7ブロック製作開始
    BT-7、製作開始
スラスター部を入れて製作
    スラスター挿入
BT-1ブロックを船台上へ移動させて溶接作業
   BT-1、移動して溶接
SS-2ブロック製作も東側定盤にて開始
    SS-2、製作開始
BT-4・5・6、ブロック外注分納入
    BT-4・5・6、外注
BT-1ブロック、検査中の様子
     BT-1、検査中
BT-1ブロック、搭載
      BT-1、搭載
これは外注納入分、BT-6
   これはBT-6ブロック
SS-1・AP-1ブロック製作開始する
   SS-1・AP-1、製作開始
フロア板を並べて製作快調
      製作快調
SS-2ブロックにおいて外板を付ける
    SS-2、外板付け
バラスト海水動流用メッキパイプ付け
    メッキパイプ付け
BT-7ブロック、完成して船台前へ移動
   BT-7、完成して移動
BT-7搭載にてBT部搭載が完了する
   搭載してBT部は完了

 〜という過程を経て完了しました。

  続きSS部はまた次回。

            (了)
 
2009.4.21 Tue. 晴れ 21℃ No.244
※先にSno.568竣工記事。ブロック搭載、Sno.570M/E陸上運転とネタは目白押しですけどね…時間が…(笑)


船尾カント、船名等
 
ホールド内、シーリング・スパーリング上にコンパネ貼り
 
救命浮環
 
ファンネルマーク(日鐵物流株式会社)
 
操舵装置・電子海図
 
CD内M/Eリモコン操縦ハンドル
 
船舶番号表示板
 
フォアマスト電動起倒装置
 
船首側ウインドラス
 
スラスターエンジン
 
C重油セットリング・サービスタンク
 
高温冷却清水ポンプ
 
S側G/E
 
M/E(阪神 LA32G 1.471kW 280min-1)
 
操舵機
 
進水銘板
 
接岸用通船
 
ブリッジ
 
     「東広丸」 498G/T 1,820D/W 貨物船 航走
           「東 広 丸」(498G/T 1,820D/W) 航走
社旗・国旗掲揚する CD内へ関係者一同集合
神主のお祓い 両巨頭参列
清跋の儀 玉串を捧げる私
竣工神事、お神酒の盃戴 船尾タラップを離して出港準備完了
出港の様子を見送り 我々もゲート前へ勢揃いして見送り
アンカーを巻き上げて湾外へ出て行く 木江沖を祝辞旋回
                 

 お知らせの通り、去る4/16(木)に弊社Sno.568(498G/T 1,820D/W 型貨物船)「東広丸」
 の竣工及び船舶引渡し式を挙行することが出来ました。

  今回も何とか…
ここまでこぎ付けることが出来ました。


 起工時(昨年12月)にもう
今現在継続中の不景気エントランスだったわけですから無事に竣工を迎える
 というのは単純に感謝感激の極みです!
 (本当に 〃 に有難うございました)

 
 今回も各々方、ご苦労様でした。厚く御礼申し上げます。



 さて、前回のSno.570起工式時の記事にもう書いておりますが

  
内航海運においては厳しい状況に変わりは有りませんね、今現在は…
 
 もうこのハリケーンが通り過ぎるのを家の中でじっと待つしかないかも。


 実際のところ、弊社において主に建造している
鋼材運搬カーゴの荷が動かないのだから
 どうしようもない……希望をのたまっても時勢はこちらのことを聞いてくれません。


 他社においてもそうかもしれませんが
 案件を聞いて営業して回ったところで荷動き不透明ということで
 「直近ポジションでの建造においてはちょっと…」になってしまうのです。
 で妥結出来ない。

  予定が立てられないから船表チャートが埋まらないのですよ……
困ったものです。


 しかし、よく考えてみて下さい。
 各社
2・3年分の受注量を確保した〜という景気の良い話をしていたのはちょうど1年前。
 そして
オリンピック景気に沸くあの急激な原材料高騰がやって来ました。

 数字を前以って決めてしまっていた建造船は
 「仕方ねぇな。まあ数をこなせば後から収支が追い付いてくるだろ」
 で皆張り切って造ってまいりましたよね。


 
これからが儲ける時期!と鼻息荒かったのに……(Why?Why?Why?)

 
善悪のサイクルが早過ぎます(怒)


 でも早いのなら
また直ぐに好景気が来やしませんか?いや来ます!
(はず…)

 もうこうなったら鸚鵡返しの様に来る!ということを繰り返し主張し、
 信じ切るしかないですね。

 ここは前向きに、

 木江においてシオニズム豊か(?)にこの地を守る!ということを宣言。


 まあとにかく頑張りましょうよ。ここで(笑)
 真面目に取り組めば
必ずサンクチュアリへ登って行けます。



 本船においては
振動の無い剛性豊か・頑丈な良い船がまた出来上がりましたし、
 船主様大満足の笑顔を拝見するにつけ、


  松浦造船はしぶとく残ってまいりますよ!

 その地を這うが如き足掻きざまをしっかりご覧頂き、「東広丸」竣工の慶事に願を掛けて

  本船と我々に今後も永く幸、多からんことを!! (了)



2009.4.11 Sat. 晴れ 20℃ No.243


※出張が入ってまた時間が経ってしまいましたが海上運転の様子、今回は映像付きですよ。


 本船Sno.568において
 4/6(月) 臨時航行検査4/7(火) 海上予行運転4/8(水) 海上公試運転
 を実施致しました。

 
↓以下にて。

アンカーを揚げて出港する 大三島マイルポスト沖を行く マイルポスト確認
ねじり振動計測 操舵室内の様子 投揚錨試験
公試の朝 旋回航跡 4/4負荷時の波切り

 今回も写真羅列で説明文を付けても良いのですが
 せっかく、たくさん撮影をしておりますので

 こちらの超大作映像Sno.568における海上予行・公試運転の2日間(Ship Trial)(4m04s)
 をご覧下さい。


   

  本当に良くお分かりのことと思います。

  船級はJG・沿海

  ・各負荷運転試験(1/2、3/4、4/4 1往復ずつ)
  ・操舵試験(例
0°〜右30°右35°〜左30°左35°〜0°の時間計測)
  ・旋回試験(
レピータコンパスを見て角度指定)
  ・機関停止・前後進及びリモコン操作試験
  ・予備操舵試験(
手動で舵回頭)
  ・スラスター運転
  ・投揚錨試験(
3連出して巻き揚げ時間計測)
  ・主機開放検査(
チャンバ内温度、ピストン状況確認) です。(映像の順番通り)

 結果は4/4(100%負荷)にて予行時が13.70ノット、公試時が13.72ノットでした。


 肝心の船体振動等は…?その答え、皆無(揺れてなかったですよ〜(嬉))

 阪神
LA32も499(G/T)カーゴに美し過ぎる程マッチしていて良いですね
 今後におけるもう一つの機種との比較・要検討事項にしたいと思います。

(メーカーも懸念していたでしょうがとても良好なエンジンです今後の研究開発も続けてお願いしますね)

 次回はSno.568竣工Sno.570搭載記事(←これは早くしないと……)になるでしょう。
 出張の合間を見付けて記事を書いておきます。


     お楽しみに。   (了)

2009.4.6 Mon. 晴れ 18℃ No.242
※〜ということで次船、Sno.570の起工式記事になります。もう随分前のことになりましたけど…
 
式台上、来賓の方々 船台上はブロックが続々と出来上がり、もう搭載している
船底キール(BT-7) 神主のお祓い
キールへの火入れの儀 弊社社長の玉串奉奠
お神酒拝戴 キールへもお神酒を掛ける
式台上の記念撮影 祝賀会場へ到着
船主様ご挨拶 祝宴開始
  
  
 もう少し前のことになりますが、去る3/26(木)に弊社Sno.570(499G/T 1,600D/W 貨物船)
 新造船・起工式を挙行しました。

 挙行しました〜というより今回に限って言えば
「挙行させて頂きました!」の表現の方が
 合っているかもしれません。


 前回
Sno.568・起工式記事にて少し触れていますが悪い予感が的中、

  内航業界がリアル&シビア本当に厳しい状況に陥ってしまいました……。


 世界同時不況という煽りを受け、

 鉄鋼業界減産体制・在庫調整
という報を受けるや否や鋼材運搬船においてはパタッと荷が止まりましたね………
 それに引っ張られる格好で
非鉄金属製品関係まで荷が……どういうことなんでしょうか?


 あれだけ
多くの内航造船所が受注残を抱え、引合い自体も引く手あまた
 「さあて、どれをチョイスしようかな?」状況であったのに…それ自体も胡散霧消
 (大体が延期orキャンセルですね…)

 これこそ「一寸先は闇」改め
「10mm先は闇」を地で行く酷さ。

 当大崎上島に休業ということで係留される船舶が日に日に増えていくのを目の当たりにして
 「このままカタストロフィへ突進していくのか?」と悲しい気持ちになるのを禁じ得ません。

 長く辛い底の時期をようやく脱した!
〜と思ったらこの仕打ちですよ。
 経済オリエンテーションを司る神が居るならば、その存在さえ恨むというものです(笑)


 しかし。

 そういう状況において尚、弊社において契約済みとはいえ、
 また新たに新船建造へ携わることが出来る喜び。本当に有難うございました……
 精一杯頑張って建造致します!!
 (Sno.560と同仕様にて製作。同じ船主様にも感謝!です)


 まあ暗い話題ばかり並べるわけにもいかず、またカリカチュアですよ。

 「今年中に必ず内航業界は好転する!!!」


 苦しくて挫折してしまいそうに、心が折れそうになるのはもちろんのこと。
 プライオリティをはっきりとさせて、ベネフィットはそれ程追求しない様に。

 ささやかな希望でいいじゃないですか。とにかく信ずる道を突き進んでまいりましょう!
 (野辺に花咲く日は必ずやって来ます!)


 〜という感じでSno.570、ど派手にスタートです(笑) 今後の建造過程アップをお楽しみに。

                           (了)

2009.4.1 Wed. 晴れ時々曇り 14℃ No.241


※昨日からの続きでSno.568建造工程における写真画像羅列になります。
海上にてハッチ・カバー開閉して調整開始
   ハッチ・カバー調整
早々とハッチ・カバー射水検査
      射水検査
船内にてG/E、初始動する
     G/E、初始動
補機より必要電力がちゃんと発生しているか?
  必要電力は発生しているか?
ブリッジ塗装開始
     ブリッジ塗装
E/R内、各部ビルジ吸引検査
 E/R、ビルジ吸引検査(やり方)
FO・LO張り込みにてバンカー船、入港
   バンカー船、入港
デッキ上の集合管へ繋いでFOを張り込む
   デッキ上の集合管から
LOはM/Eチャンバ扉を開けて直接流し込む
  LOはM/Eチャンバ扉を開けて
逆転機LOも同様に流し込み
     逆転機も同様
セカンドデッキ上の取り口から張り込み
  置きタンクはデッキ取口から
張り込んでいる横でブリッジ仕上げ塗装中
   その横で仕上げ塗装
ホールド内のコンパネ貼りはほぼ終了する
 ホールド内コンパネ貼り、終了
スラスタ操作盤調整開始
   スラスタ操作盤調整
FO清浄機調整開始
     FO清浄機調整
BWも白色仕上げ塗装を行う
    BWも仕上げ塗装
E/R内、完全塗装
 E/R、塗装(匂い過多で入れず)
E/R内塗装、綺麗に仕上がる
     綺麗に仕上がる
CD内で操舵装置調整
   CD内、操舵装置調整
船舶通信・電話、結線する
    船舶通信、結線
ブリッジ・居住区関係はほぼ完了となる
  ブリッジはほぼ完了する

 以上です。感想等は省略願いで…(笑)


 来週は海上にての公試運転等の予定、この様子もまたアップしましょう。
 次回はSno.570起工記事ブロック搭載風景等を載せてみます。

    お楽しみに。  (了)



2009.3.31 Tue. 晴れ 15℃ No.240


※出張も多くて時間がなかなか…取れませんなあ…(嘆)よって今回も進捗に関しては〜


 写真のみでお願いします。(〜でして頂かないとまた困ります……)
 日にちに追い付いていきませんので。

 
↓以下にて。
進水当日、外して海上へ浮く滑走台
    海上に浮く滑走台
総出で滑走台片付けを行う
  片付けに総出(ソロバンも)
船台周りは完了
       完了
ブリッジ大きさについて厳密に測度検査
    ブリッジ測度検査
ホールド内外壁部はコンパネ貼りを続ける
  ホールド壁、コンパネ貼り
断熱材入れの内装工事
   居住区内、内装工事
食堂内、内装の様子
     こちらは食堂
浴室内、左官工事の様子
    浴室、左官工事
左官タイル敷き工事終了する
   タイル敷き終了(トイレ)
CD、操舵室内での木工工事
    CD内での木工工事
E/R内では鉄工作業は終了して塗装を待つのみ
   E/Rでは塗装を待つ
排気管は断熱材を入れてラギング巻きを施す
  排気管、断熱ラギング巻き

  非常に短いですけど、今日はここで切って続きは明日。 (了)

2009.3.25 Wed. 晴れ 10℃ No.239
※初めての試み。随分珍しい船を以前に建造しておりますのでご紹介まで(多数写真有りより)
  
M/E2機2軸、ベッカーラダー
   M/E2機2軸、ベッカーラダー
マニホールド、油圧マロール、コントロールスタンド
    マニホールド、油圧マロール
船首ウインドラス付近から見る
     船首ウインドラス付近
ウインドラス・リモコン操作コントロールスタンド
   ウンドラス・リモコンスタンド
遠隔マロール油圧バルブ操作・液面計等、デッキ上
    遠隔マロール操作・液面計等
コンパニオン内組込、カーゴポンプリモコンパネルの様子
  コンパニオン内、カーゴポンプパネル
ポンプ・ルーム内の様子
      ポンプ・ルーム内
スクリュー式カーゴポンプ、ストレーナ等
    カーゴポンプ・ストレーナ等
ポンプルーム内、マロールバルブ等
  ポンプ・ルーム側マロールバルブ
M/E前側駆動装置・クラッチ等の様子
    M/E前駆動装置・クラッチ等
エンジン・ルーム内の様子
      エンジン・ルーム内
珍しくM/Eは2機2軸
     M/Eは2機2軸(弊社初)
C/R内の主配電盤の様子
      C/R内、主配電盤
W/H内の操舵装置の様子
      W/H内、操舵装置
M/E、リモコンスタンドの様子
     M/Eリモコンスタンド
操縦用ラット
        操縦ラット
    「第三栄豊丸」航走
           「第三栄豊丸」1,493(G/T) 3,250(m3)

                      詳細はコチラ

    たまたま書庫を整理していたら当時の営業次長が各箇所を撮影したアルバムが出てまいりました。
    急に懐かしくなり(当時私は中学2年)ここにご紹介する次第。


    弊社初M/E・2機2軸船平水区域油タンカー(東京湾製油所間・運送)です。
    一度に大量に運ぶべく正しくたらい型の船型になっております。

    詳細を確認されたらよく分かりますが船台幅18mに対して船幅17m、PS両舷に500mmづつしか
    隙が空いていない状況……

    これでよく建造したものだと思いますね、客観的に見てギリギリであることを考えると。
    進水はさぞ気持ち悪いものだったことでしょう…(ちょっとでもズレると…とても恐ろしいことに)

    この時こそとにかく船体を傷付けず、無事に進水してくれよ〜というリラクタントな切望が
    強く働いたかもしれません。

    ただこの船が無事に進水出来たということでこの4年後にこれより少し大型の第五栄豊丸
    建造させて頂いております。(同じ船主様に感謝!です)


    一応、私は今までカーゴの仕様しか見てきていないのでこの様なタンカーに関することは…
    仕様・装備等、少し疎いです…良い船であることには変わりありませんがね(笑)

    私同様↑上記写真をしっかり確認しておきましょう(笑)

                               (了)
     
2009.3.18 Wed. 晴れ 18℃ No.238
※進水記事賢覧!内容については今までと大体同じですけどね…(笑)
 
船台レール・ソロバン(進水の朝) 船尾概要(NIPS仕様) 沿海・船体中央乾舷マーク
レーダーマストへ社旗・日の丸を揚げる 引いて船尾を見る(社内桟橋から) 高台から見る船舶概要
式台正面からの船の眺め 社旗群 進水祭壇
ご来賓、式台上へ勢揃いの巻 神主のお祓い
命名宣誓の儀 Sno.568は「東広丸」となる
神主の祝詞 弊社社長の玉串奉奠
餅撒き 必死になって餅を拾う
進水前準備作業開始 進水斧を構える
シャンペン大粉砕! 繰球を割って進水を祝す 進水完了
進水した本船 係船する為、横に 最後に船尾を引っ張っていく
  ※以降は祝賀会場の様子
船名入り進水斧 祝賀会場の様子(演壇) 会場入口
弊社社長挨拶 来賓ご挨拶
来賓ご挨拶 来賓ご挨拶
船主殿ご挨拶 進水斧贈呈
大崎上島町から感謝状贈呈 金一封贈呈
乾杯音頭のご発声 乾杯!
  
  
  
万歳三唱ご発声 万歳!
 (説明文はカーソルを写真に合わせると出現)
      進水式祝宴に参加された方、ご一同
                       
    
      「東広丸」 499(G/T) 1,820(D/W)
 
                 「東 広 丸」(499G/T 1,820D/W)
既に前もってお知らせの通り、去る3/12(木)に弊社Sno.568(499G/T 1,820D/W 貨物船)
「東広丸
(とうこう)の命名及び進水式を挙行しました。


え〜今回も
我々をおちょくるが如く3/9(月)時点での天気予報は「雨後曇り 降水確率70%
になっておりました…。

多分いや
間違い無く雨が降るわけが無い!!…と確信していても一抹の不安は拭い去れないもの…。
一応、雨が降った際の悔恨・残念記事として


松浦ジンクスが初めて崩れてしまいました……だからどうした?(怒)
船の良い出来栄えには全く変わりねえ。 完璧なるステディ・クォリティーをここに宣言する!

〜を用意しておりました(笑)


しか〜し、しかし。3/10になって
雨は3/13(金)の一日遅れにて降ることに何故か変更。
(〜で実際降ってます…)

やはり、当日は降りませんでした 松浦ジンクス・レジェンドは未だに継続!

まあ今回も気圧の関係か風は強かったですが晴天のささやかなご褒美、感謝したいと思います。


さてもう皆さんも見慣れたことでしょう、
5船目となった1,800D/W型ジャンボ船型カーゴ。
上記↑の如く、良い感じに仕上がりました。

また恥も外聞も無く自ら言ってしまいますけど
「良い船である」と大々的に表明。


そりゃあ、そうでしょうね。
あれだけ
外板を背焼きして、デッキを歪み取りしてスクエアを保っているんですからね。
精魂込めて、愛情を注入して、時間を掛けて作業を行ったのですから当然と言えば当然かも(笑)

ただ、大多数の人達
(作業員・職人・出入り業者)しっかり動いて頂いたことこその成果…。

その上
のんべんだらり
と何の目的意識・情熱も無く、上司から言われることをそのまま製作
としてこなすのみでは駄目ですよ、やはり。


 「努力出来ることが才能である」

建造プロセスにて引用するのが少し違うかもしれませんが、大事にしたい金言ですね。
竣工までの残工事も全身全霊にて取り組んでまいります!


今船から初仕様・装備(
NIPS)となった船尾周りについても加味して

 各々方、しかとその眼にてご確認あれ!


 
(感動・エクセレント進水映像は編集して明日にでもアップしてみましょうね)

                         (了)

2009.3.11 Wed. 晴れ 12℃ No.237


※進水直近・間近!忙し過ぎてHPアップに手が取れません!故に…↓


 今回は写真のみです。(〜でして頂かないと困ります…)
 何せ時間が無いのでね…。

 
↓以下にて。
外板、下部の仕上げ塗装
   外板下部仕上げ塗装
上側塗装の様子
      上側塗り
製作済フォア・マストを船首部へ搭載
   フォア・マスト搭載
三角スチフナ補強を付けて溶接
    補強を付けて溶接
ハッチ・カバー、締め付けレバー部仕上がりの様子
  ハッチ・カバー、レバー部
デッキ上にて入念な測度検査が行われる
  デッキ上、入念な測度検査
CDをND上へ搭載する
       CD搭載
アンカー&アンカーチェーン納入
  アンカー&チェーン納入
外板周りの塗装は完了する
     外板塗装完了
雨の中、ソロバンをレールへ入れていく
   雨の中、ソロバン入れ
次に滑走台を入れていく
      滑走台入れ
船体との間へ矢を入れて打ち込みする
   矢を入れて打ち込み
ブリッジ前面壁、きっちりと歪み取りを行う
  ブリッジ前面壁、歪み取り
溶接作業も順次、進んでいく
     進む溶接作業
塗装終了なので足場解体開始
     足場解体開始
作業場から製作済レーダーマストを搬出
   レーダーマスト搬出
〜搭載の様子
      〜で搭載
ハッチ・カバー海路到着納入
   ハッチ・カバー納入
船首側から即搭載する
   〜即搭載
(船首側から)
ボルト締め付けの最中
  
  ボルト締め付け
次に船尾側搭載する
     次に船尾側
こちらもボルト締め付ける
    こちらも締め付け
こんな感じになる
      こんな感じ
昨日、カバー繰り出しを行う
   昨日、繰り出し完了
足場解体、船首付近にまで到達する
   足場解体、船首へ到達
足場板片付けも完了する
     片付けも完了
早速アンカーチェーンを垂らして連結していく
 早速チェーンを垂らして連結
チェーンのシャックルも溶接していく
    シャックル溶接
アンカー巻き揚げ
      巻き揚げ
前工事完了。完成する
    
完成・工事完了
船台レール上の滑走台ワイヤ張りも完了する
  滑走台ワイヤ張りも完了
本日15時、船台ゲート開放する
   本日、船台ゲート開放
進水の飾りつけ等をして明日の大イベントを待つ!
  飾り付けをして明日を待つ!

 以上です。(凄まじい駆け足で振り返ってみました…)


 今日一日現場へ出続けていたせいか今、頭が爆発しそうなくらい痛んでおります(笑)
 明日が終わるまで何とか堪えなくては…いけません。

 尚一層の奮起・奮発が必要ということか…とにかく現場の皆をインスパイアする!(笑)
 頑張ってまいりましょう。

 きっちりと揚錨に機能したベルマウスを反芻しながら… (ツメが綺麗に返る)

        

                              (了)
2009.3.7 Sat. 晴れ 11℃ No.236
※今日は進捗ではなく、今船にて初めて装備となる船尾周り仕様を紹介してみます。


 前回「明日へ続く」と表記しましたが今日は初めて装備することとなった船尾軸系周り
 を写真にてご紹介します。

 
故に進捗披露は次回へ持ち越しです(笑)↓詳細一切は以下にて。
          船尾装備の様子
                   NIPS 概 要 

 NHVプロペラSURFラダー各々納入時に少し触れましたが
 これが船尾周りの完成形になるわけです(足場解体にて全貌が明らかに…)

 内航情報・関連新聞による広告ですとこの両方装備仕様は

 ナカシマプロペラにおけるNIPS(Nakashima Integrated Propulsion System)
 
という物です。

 波切りの良いペラ後ろへ導く清流を静定するラダー羽にて推進効率5%アップ
 とありました。

 どういうデータの下に5%アップをサジェスチョンしているのかはよく分かりませんが(笑)
 見た目は推進に良さそうです(笑)
 (基本的には1〜2ヶ月間FO使用量等の運航コストの差…ですかな)

 昨年の燃料油高騰という風潮の中、この様な効率改善研究がラジカルに進んだ最たる判例(?)
 と言えるかもしれません。

 当然のことながら、ディフェクティブ・システムにはならないはずでしょう!(〜と希望します…)
 まあ、これも海上公試運転時の様子&感想をレポートしますので少々お待ちになって下さい。

                               (了)
2009.3.4 Wed. 曇り後晴れ 10℃ No.235


※昨日は春、麗らかな雛祭り〜とはいかず大雪のとんでもない天気でしたよ……。


 広島県南部地方の方々、昨日は如何でしたか?
 
季節外れ、あれほどの大雪とは………あな、恐ろしや
 学生時代に東京にて3月大雪は経験したことがありましたがまさか広島・木江にて…ねぇ…

 外板ペンキ塗りに随分と支障が出てしまいましたよ(笑)
 それでも進水まで突っ走ってまいります。

 ↓以下、2/27からの主な作業。

@
ファンネル塗装搭載船橋2・3階居住区ブロック(NDCD)組立搭載
外注分ファンネル、ユニオン定盤にて塗装開始
  外注ファンネル、塗装開始
塗装中の様子
      塗装中
完了後、直ちにBD上へ移動する
    完了、BD上へ移動
ファンネル下部、溶接仮付け
     下部、仮付け
今日の様子を台船から見る
     今日の様子
クレーンにて排気主管入れる
     排気主管入れ
ND、電線敷設が終わってBD上へ移動中
   ND吊り上げて移動中
ND、微速降下する
      微速降下
操舵リモコン装置は先にND上へ置く
  操舵リモコン装置、先置き
今回は定盤上にてブリッジを組んでいない
   今回は定盤上で組まず
CD天井周りにハンドレールを付けていく(他にも置く物有り)
  
CD天井へハンドレール

  今日の様子(上と同じ写真)

 いつも定盤上にてNDCDを組んだ上でBD上へ搭載していましたが雨よけ特設屋根(↑写真注目)
 を作成したのでNDを先に載せております。

 それぐらいですかね、変わったことは。
 作業を著しく邪魔されて…いますが何とか前へ進んでいる状況です。
 (モチベーションは強く持ち合わせる!)

  明日へ続く…。
             (了)
2009.2.27 Fri. 8℃ No.234


※今週は雨、雨、曇り、雨……進水が近いというのに頗る悪い天候不具合であります…。

 今週はばかり……進捗が鈍ること鈍ること…弱ったものです。

 だからと言って止めるわけにはいきませんので皆で合羽を着込んでいざ進め!
 暑くない分だけまだまだこれぐらいのこと、ノン・ストレスであると。

 バイタリティさえ保てば十分に対処可能です。
 今週の流れ、↓以下にて。

@
船橋1階居住区ブロック(即ち、BD) 内作〜組立〜搭載 までの流れ
BD用トップ板敷き
     トップ板敷き
前面壁とガーダーを載せる
   前面壁・ガーダー載せ
BD製作ということで再び登場したコルゲート壁
  再び登場、コルゲート壁
藤井部長、鉄工職人の手羽先で登場する
  藤井部長、鉄工職人で活躍
外壁載せはこんな感じになる
    外壁はこんな感じ
あっという間に組立完了となる
   直ぐに組立完了
(6日間)
天井裏の歪み取りを確実に行う
    確実に歪み取り
確実に溶接作業も施していく
  こちらも確実に溶接作業
居住区間取りを確認
     居住区間取り
外注分のNDブロック
    外注分
NDブロック
同じくCDブロック
    同じく
CDブロック
天井裏に電線敷設済
     〜電線敷設済
排気管先のベローズ先付け
  排気管・ベローズ先付け
出張不在中にBDを船尾へ搭載する
   〜で出張中に搭載済
ブロック、ジャッキアップする
     ジャッキアップ
ホース中の水を見て水平レベル出し
  水ホースで水平レベル出し
レベルが出たら直ぐに下面周りを溶接していく
  下面周りを溶接していく
溶接完了
       完了
ND内の電線敷設も開始する
  
ND内の電線敷設も始める
ND内は昨日、ほぼ完了する
    
昨日でほぼ完了
ND天井裏歪み取りも開始する
   天井裏歪み取りも開始

 こういう経過にてBD搭載は終わりました。
 (搭載順序等詳細は前の日記をご覧になって下さい)

 早い内にNDCDと直ぐに進んでいく必要がありますがまあ経過を見て
 とにかく雨が止まないといけませんから…

 あーした天気になあ〜れ!ということです(笑)



  その他…
ボットムシーリング・サイドスパーリング材等、敷き始める
  シーリング材敷き等開始
船首付近にまで到達する
    船首の方まで到達
セカンドデッキ上の差し板も順番に入れていく
   差し板も入れていく

     船底部の磨き
ホールド側上部
     ホールド側
外板部の磨き
      外板部
船底部塗装一層目完了
    船底一層目完了
外板塗装一層目完了
     外板一層目
バラストタンク内の仕上がり(ほぼ完了)
    バラストタンク内
M/E芯出しの様子
      M/E芯出し
リーマボルト穴を削っていく
   リーマボルト穴削り
チョックファースト流し完了する
 チョックファースト流し完了
トランシットを覗く船底見通し検査
    船底見通し検査
FOライン耐圧検査の様子
    FOライン耐圧検査
船体中央の乾舷マーク確認
    乾舷マーク確認

 〜等がありました。

 今現在、頭が全く働いていない…ので今回の説明等はご勘弁下さい(笑)
 経過だけ見て頂ければ結構ですので。



 最後にちょっとしたご紹介…
     

 弊社初、技術系(設計)女性社員 姜 艶(キョウ エン)さん(25)をこの度採用致しました。

 本人は高いモチベーションと目的意識、メルクマールを合わせ持ち来日したCAD製図エキスパート。
 もう既に設計部門において重要な役割を担っております。

 若い人材育成というのはどの職種においても直近の課題。
 島内企業における高齢化という既成概念をぶち破り、私に次代を見据える未来志向を植え付けてくれた
 ことに素直に感謝したいと思います。

  今後の彼女の活躍にご期待下さい。  
            
                 (了)
2009.2.21 Sat. 晴れ 9℃ No.233


※15日が極端に暖かかったですけど、今週は大体が気温10℃以下に…異常気象ですな(笑)

 今週は島外へ出ることが多かったので現場に張り付いておらず、数多くの写真は撮っておりません。
 (故に更新頻度も上がっておりませんけど…(笑))

 …まあそれでも少数を並べて今週の流れを載せてみます。
 進水には十分間に合います。(来週は雨が多いみたいでそれが心配ですが…)

 ↓以下にて。
FP2ブロック、切り合わせする
    FP2切り合わせ
溶接作業も着々と進む
   溶接作業も着々と…
フェア・リーダー群一括製作
  フェア・リーダー群製作
シーリング材納入される
    シーリング材納入
スパーリング用コンパネ納入
  スパーリング用コンパネ
バウ・チョックを載せる
   バウ・チョック載せ
こんな感じで載せる(P側)
    こんな感じで〜
ウインドラスを船首へ設置する
    ウインドラス設置
今現在の船首側の様子
  今現在(足場は既に組立済)
石鹸水掛けによる各部エアー耐圧検査
 各部エアー耐圧監査
(No.3BWT)
二重底内へ進入していく
    二重底内へ進入

     中は当然狭い
外板側へ移動して石鹸水掛け
      外板側
検査官のよる厳密なチェック
    検査官のチェック
ウイング・タンク内へも進入
  ウイング・タンク内へ進入
セカンド・デッキ通路トップ部
   セカンド・デッキ通路部
レントゲン撮影・検査
     レントゲン検査
外板射水検査
 外板射水
(寒いのでまだ辛い…)
外板背焼きは完璧にこなしていく
  外板背焼きは完璧に実施
HC上、フック止め設置作業開始
    
HC上作業も開始
マーキンしている所は直ぐに切る
      直ぐに切る
止めフックを用意する
    止めフックを用意
HC上へ仮付け設置済
     仮付け終了
HC下、角パイプ敷き・フックレバー付けの様子
  HC下の角パイプの様子
()
船尾へブルワーク付ける
    
ブルワーク付け
船尾端へ係船装置設置する
    船尾係船装置載せ
藤井部長、自らが船体のサンダー掛けを行う
  藤井部長、自らサンダー掛け

 こういう感じでした。

 一昨日写真を撮っていて思い出したのですがHC下、レバーフック連動用角パイプ敷き()。
 について。

 No.214にて疑問提起し、どういうことなんだろう?とメーカーに確認を取ってみましたが
 コーミング高さによって置き方を変えるという小細工・考えは無く、

 ただこういう仕様(縦置き)になっているだけらしいです。つまりこっちが付け易いからと(笑)

 何かお騒がせした様で…(笑)でも、また一つ学習しましたよね。
 どんなにくだらないことでもユビキタスに今後も問題提起したいと思います(笑)



 いや〜今週は瀬戸内海ど真ん中で温暖な気候である木江のはずなのに凄まじい寒さ連発。

 お陰で手が赤切れ状態、顔が真っ赤に。くしゃみも出るわで寒暖交互の異常気象に辟易します…
 それでも進水・竣工まで突っ走っていかなくてはいけません。
 
 
日々是前進。
どういう状況であろうと一番守るべき、大切な言葉であります。

                              (了)
2009.2.14 Sat. 晴れ 17℃ No.232


※昨日の雨が上がり、今日は異常な程の暖かさです。花粉もちらほら飛び始めましたね…(辛い時期の始まり)

 更新頻度を上げる気は満々でおりました。
 が、如何せんブロック搭載が無いと何も書けないということでしてね…。

 ようやく昨日・本日にて船体構造部分が搭載完了となりましたので
 一気に上げてみたいと思います。

 ↓以下にて。

@ 船首先端上部ブロック(FP-2ウインドラス付近) 製作・搭載過程
トップ板へガーダー・フレームを載せた状態
 トップ板へガーダー、フレーム
外板材へウェーブフレーム等を付けて先に仕上げする
    外板材の仕上げ
外板材をトップ板上に付ける
    〜で外板を付ける
内部天井裏の様子
   内部(ちょうど天井裏)
前部分の外板も封鎖する
   
 前部分、封鎖
ずぼんとホースパイプを入れる
   ずぼんとホースパイプ
先端をガスでカットする
     先端をカット
ベルマウス・スチフナを付けていく
  ベルマウス・スチフナ付け
ばんせんにてカバー型を製作する
   
ばんせんを製作
周りを覆うカバーの型
    それで出来た
型に合わせて鉄板切りをしていく
  
それに合わせて鉄板切り
カバーを周りに付けていく
   〜で周りへ付けていく
出目金ベルマウス完成する
   出目金ベルマウス完成
周りの足場を取り払って待機中
   足場を取り払って待機
定盤から吊り上げて搬出する
   定盤から吊り上げる
ブロック反転中
     ブロック反転
吊り上げワイヤシャックルを外す
   ワイヤシャックル外し
ブロックを引っ繰り返す
     引っ繰り返す
先端の搭載位置へ移動させる
   先端の搭載位置へ移動
せっているガーダーを全て切っていく
  せっているガーダーを切る
ブロック搭載完了する
      搭載完了

A
船尾後方ブロック(UD-1AP-2)搭載にて 船体部ブロックは全て完了
天井裏の一品パイプ付け完了する
   一品パイプ付け完了
E/R内の大物配置品を先に置く
  E/R内、大物配置品先置き
定盤からブロックを搬出する
     定盤から搬出
ブロック吊り上げ・反転する
    吊り上げ・反転
ブロック天井裏の様子を見る
     天井裏の様子

   ワイヤ吊り位置替え
ブロックを正位置に静定する
     ブロック静定
ブロック搭載により各々が配置に着く
    各々、配置に着く
上からブロック微速降下
     ブロック降下
せって当たるところは切っていく
   当たるところは切る
ウェーブフレームを切っていく
   ウェーブフレーム切り
ブロック搭載完了にて船体部は終了
   搭載完了(船体部終了)

 @製作〜搭載まで、Aは相当前にブロック完成していたので搭載のみでした。

 搭載に至るプロセスは全く同じなので説明の必要無しと見受けられます。
 故に省略です(笑)

 まあ皆さんの造船工程熟知の勉強になりませんから写真のみにしておきましょうね。
 見るだけで随分分かることでしょうから…。


 表題にも入れましたが外気が暖かくなった分、ついに花粉が飛び始めましたね。
 くしゃみが寸断無く出続ける〜ペーソス漂う1ヶ月が始まると思うと少し憂鬱ですな…。

 進水へ向けてパッションを燃やし奮起して身体的不具合を一掃すること、肝心かもしれません。

                                (了)
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