No.749〜
No.691〜748
No.634〜690
No.590〜633
No.561〜589
No.537〜560
2012.1.4 Wed. 晴れ後曇り 5℃ No.536
※今日は本当に寒かったですな!新春からこんな感じでは今年も見通し悪し?(笑)
     迎春2012 瑞祥、業界を指し示す先は…
                             

  ※新年、明けましておめでとうございます。2012年・辰年も宜しくお願い致します。

  地球温暖化云々とやたら喧伝されている北半球にしては今年に入ってこの3日
凍て付く厳しさ!
  「天気晴朗なれども浪高し」ならぬ「天気晴朗なれども外寒し!」
(浪高しと少々解釈違うが)

  初出が晴れるのは幸先良し?な気はするが
内航短観はそう麗しくは無いのかも…orz。
 
  ま、それでも信念・矜持でもって造船を頑張っていこう!

  影が有るから陽が有る、輪廻・サイクルは必ず存在するのですから!


  今年も私の戯言にどうぞお付き合い下さい(笑)     (了)

2011.12.31 Sat. 晴れ 9℃ No.535


※年の瀬、本日にて2011年の仕事納めとします。


  それでは、ほんの少しだけ船台上の

  船台上における本船(Sno.578)一連作業 H の様子。(12/28〜12/30)


コンプレッションバーレバー部の溶接
     レバー部の溶接
溶接部のサンダー仕上げ(まだ角棒も付けていなので途中)
  サンダー仕上げ
(まだ途中)
フォア&レーダーマスト仕上げ塗装
 フォア&レーダーマスト塗装
操舵スタンド類をND上へ置く
  操舵スタンド類置き(赤い炎)
CDをND上へ搭載する(12/29)
    CD搭載(12/29)
操舵室内部
       内部
船尾カント部、1回目の塗装
   
カント部1回目塗装
S舷サイド、塗装の様子
     S舷サイド
ホールド内部塗装も前方へ進む
   ホールド内部も前方へ
          今現在の船台状況
            

    〜とここまでの進捗を載せて本年の締めと致します

    今年も本当に本当にご苦労様&お疲れ様でした!

    まず船台上における作業、大きい不具合も無く無事に終えたことを喜びたいと思います。

    しかし、現実を鑑みるに最終の締めにおいて毎年毎年、必ず来年は良くなる!と妄言を
    ぶちかまし見通しの無い・観測も出来ない希望を心に秘めて臨んでいるのですが結局昨年
    以上の不景気を肌で感じつつ過ごしてしまいました。

    政府はといえば不毛な政治ゲーム・権力闘争に終始し歴史的な超円高に対して何の対策も
    講ぜずにこの国(造船業界)を破滅にでも導くつもりか?と連日腹立たしく思う次第。

    その上、今年3月に発生せし東日本大震災…自然さえも我が日本人&日本経済へ苦難を
    更に与え給うのか…と絶望に打ちひしがれる思いです。

    個人的な立場においても今年初頭から恣意的な不思議な力において全てを反古にされる…
    辛酸を舐めに
(×4)舐めつくして人間社会とはこういうものなのか…と実感した年。
    (お陰で19歳当時の水準を超えて体を痩せさせてもらいました…体脂肪率17%は嬉しいけど(笑))

    正に血の涙も流さんばかりの、堅忍不抜year……因果とは辛いもの。


    しかし、そ・れ・で・も結構!またオカルトでも構わないから吶喊する!

    来年から

    内航業界、あっと驚く好転景況!

    新造案件、雨後の筍! と再度はったりかましておきましょう。


    冷静になって考えてみて下さい、

    内航船と称する全体の7割強船齢17年超えってどうみても異常です。

    これだけ厳しい状況ではリプレースGOサイン出せない…気持ちも痛いほど分かります、

    ですが、


    悪夢の2年後が待ち構えています、7割強

    が20年を超えるとなると大変なことです。


    特別に内航向け造船を活かしてくれとまで要望しませんが殺してしまっては建造自体が
    出来なくなる…細々でもそこは許可を希いたい。


    〜ということで我々としてはその2年後を楽しみに待つ(?)&のっけから厳しいながらも
    とにかく破れかぶれやってみる!ことを加味し、



    2012年暴虎馮河 yearとします。


    新しき年、生き抜く途を求む!

   「一時の感情に任せて死するのが武士の本懐か?生き抜けば家臣領民の田畑・笑顔が残る…

    死して名を高むるなど愚の骨頂じゃ!
生きるは長しえの意地にござる


                                     (真田幸隆)

    とにかく、


       がんばろう日本!

     本当に来年こそ、この業界に関わる人々に幸が訪れます様に……。

                             (了)


2011.12.28 Wed. 晴れ時々曇り 10℃ No.534


※月曜に現場出っ放しであった為か恐れていた事態が……私の足指、かなりの霜焼け…orz。


  それでは、

  船台上における本船(Sno.578)一連作業 G の様子。


ND天井裏への配線敷設、終了する
  ND天井への配線敷設終了
ファンネル内部の磨き開始
    ファンネル内磨き
船体磨きも開始する
    船体磨きも開始
船尾へ向けての船底見通し検査
   船底見通し検査
(12/26)
大元の基準線
      基準線
どれだけ船底が+・−になっているか?
   どれだけ+・−か?
船尾側ドラフト確認作業
   ドラフト確認(船尾側)
船体中央部ドラフト確認
      船体中央
特殊仕様ホールド内も磨き開始
   ホールド内磨きも開始
フォア&レーダーマスト溶接終了
    マスト溶接終了
船首BC、フェア・リーダー設置
  船首フェア・リーダー設置
E/R内配管も順調に製作・施工が進んでいる
   E/R内配管も進む
E/R下段の様子
     こちらは下段
CD天井裏への配線も終了する
  CD天井裏への配線終了
ブロック反転
       反転
またまたデザイナーズ・ブリッジ
  またデザイナーズ・ブリッジ
1回目、船体塗装開始する
     船体塗装開始
船底部1回目塗り(バンノー)
     船底部1回目
ホールド内の様子
     ホールド内
船尾カント部磨きの様子
    船尾カント部磨き
船体サイドの様子
     サイドの様子

   一応、今日で仕事納めですが明日も
休日出勤します。
(上部構造…)

   次回で日記も本年最後分ですかな。
   
喜怒哀楽色々有った一年、また本能の赴くままにまた評論・総括をぶってみましょう(笑)


                                       (了)

2011.12.24 Sat. 晴れ時々曇り 8℃(!) No.533


※一日遅れ、申し訳ない……現場が極寒で頭が回らない〜と言い訳かましつつ(笑)続き。




  船台上における本船(Sno.578)一連作業 F の様子。


起倒部以上SUSの艤装品、レーダーマスト
   艤装品レーダーマスト
フォアマストと共に溶接を残すのみ
    溶接を残すのみ
外注分BD天井へ急いで電線を敷設していく
  BD天井へ急いで電線敷設
傍らでまだ丹念に歪み取り
     傍らで歪み取り
搭載の為に搬出・反転する
     搬出・反転
BD、1階居住区の間取り
   1F居住区の間取り
吊り上げて移動
       移動
搭載位置にてゆっくりと降下
     ゆっくり降下
BD搭載完了(12/22)
     搭載完了(12/22)
水確認の水平出しでガス切り
   水平出してガス切り
突っ張り上げジャッキを降ろして溶接する
   ジャッキ降ろして溶接
HC上、ジャッキ部を慎重にガス切り
  HC上、慎重にガス切り
P舷側、船首側から順番に穴明け
       P舷側
油圧ジャッキレバー取付
     レバー取付
仮付けだけで本格的な溶接はまだ
     溶接はまだ
ハッチ・カバー駆動装置載せて芯出し
   駆動装置載せて芯出し
二重底上のCチャンネル、鉄工・溶接作業は終了
  二重底上の鉄工・溶接は終了
二重底内の特装進む(明日本格的に2回目)
   特装進む(明日2回目)
船首側へウインドラスを設置する
  船首へウインドラス設置
船首側のユニバーサルローラーも設置
 ユニバーサルローラーも設置
ND天井裏の電線敷設急ぐ
   ND電線敷設を急ぐ

   〜という感じで推移、理想としては年内までに
上部構造を搭載したいけど少し日にちが
   足りないか…?

   しかし急いでいるのは事実。今日はク○スマス・イブだけど仕事すんの?とある人に聞かれ
   たが
そんなこと言ってられない(笑)良い仕事したら進水に間に合わないのだから仕方無い。


   毎日が出勤日の造船スタイルは全く崩れておりません…
直情径行、雲煙過眼!

                                     (了)

2011.12.21 Wed. 曇り 10℃ No.532


※連日一ケタになりそうな気温が続いて本当に外は寒いですなあ…これでも温暖化なの?では早速、




  船台上における本船(Sno.578)一連作業 E の様子。


前回設計の特殊船尾灯再び
    特殊船尾灯再び
ホーサードラム軸は社長自ら樹脂巻きを施す
 ホーサー軸樹脂巻き(社長自ら)
BW上のフェア・リーダーは三度?
  BW上のフェア・リーダー
HC下はジャッキ締め付け連動角棒入れ
  HC下は締め付け角棒入れ
船首部FP−2上はBC搭載(12/19)
  船首部は
BC搭載
(12/19)
アンカー&アンカーチェーン納入
  アンカー&チェーン納入
一船振りのACアンカー
     ACアンカー
二重底内特装、ついに開始
    二重底内特装開始
1回目のノバ2000塗り
       1回目
ハッチ・カバー駆動装置も納入済
  ハッチ・カバー駆動装置
HC上のマーキン、調整
     HC上、調整
今週中に搭載したいのでBD天井裏の配線を急ぐ
   BD天井裏、配線急ぐ
船尾部(E/R上側)射水
      船尾部射水
本日、ホールド側面
     ホールド側面
今日現在の様子(12/21)
    今日現在(12/21)

     続きはまた明後日。  
(了)


2011.12.20 Tue. 晴れ 11℃ No.531


※先週はほとんど出張だったからなあ…〜でようやく帰ってきて今週に入ってからの続き。




  船台上における本船(Sno.578)一連作業 D の様子。

  (不在の期間が長過ぎて少し飛んでしまう?)

出張出発前の時点でもう完成しているUD−7
  もう完成しているUD−7
出張中12/14に船首部へ搭載
   船首部へ搭載(12/14)
FP−2の合わせ面部少しガス切り
 FP−2の合わせ面ガス切り
セカンドデッキへ降りる船首部コンパニオン完成済
  船首部コンパニオン完成済

  外注分
BD・ND納入済
外注分CDも納入済
     CDも納入済
天井裏の歪みを丹念に取る
    天井裏歪み取り
外注分ファンネル納入
    ファンネル納入
アンカーホースパイプ部、FP−2も完成済
    FP−2も完成済
定盤から搬出して反転する
     搬出して反転
吊り上げで船首部へ移動
     船首部へ移動
FP−2搭載完了(12/17)
     搭載完了(12/17)
BWも船尾へ既に搭載済
      BW搭載済
しっかりと溶接
       溶接
恒例になってしまったユニバーサルローラー置き
  ユニバーサルローラー置き

     続きはまた明日。  
(了)


2011.12.12 Mon. 晴れ時々曇り 12℃ No.530


※今日も寒かったなあ〜今は足が霜焼けにならぬ様に軍足2枚履きが欠かせない!(笑)


  それでは続き、大体土曜・今日で


  船台上における本船(Sno.578)一連作業 C の様子。


パイプ付け完了でAP−2・UD−1完成
  パイプ付け完了(UD−1)
上側ブロックを被す前のE/R内構造物設置完了
  E/Rへの構造物設置完了
そしてAP−2・UD−1搭載する(12/10)
    〜搭載(12/10)
上ブロックを被せると明かりが乏しいので暗い感じ
   上を被せると暗い感じ
径が太いので特殊バラスト集合管
     バラスト集合管
張り込みビルジ・バラストポンプも縦型
   張り込みポンプも縦型
デッキ面ガス切り合わせ
    デッキ切り合わせ
いつものホースパイプばんせん型取り
  いつものばんせん型取り
切り板取り
       板取り
プレス加工を施して板付けしていく
    プレスして板付け
船尾へ載せるBWは製作済
     BW製作済
搭載艤装品製作中
     艤装品製作中

     〜とここで中断、明日から連日の
出張&島外作業
(?)へ行ってきましょう。

     
続きはまた後日。  
(了)


2011.12.9 Fri. 晴れ時々曇り 10℃ No.529


※今日は今年一番の冷え込み!船台へ行くには上着が手放せない!!(寒)


  それでは船首部・船尾部混合、


  船台上における本船(Sno.578)一連作業 B の様子。


UD−7、内作変更であったが何とか完成
     UD−7完成
スプリング・ユニバーサルローラー張り出し部
   スプリング張り出し部
UD−1天井裏、パイプ付け急ぐ
  UD−1、パイプ付け急ぐ
両舷ベルマウス
     ベルマウス
アンカーホースパイプ差し込み(FP−2)
   ホースパイプ差し込み
FP−2内部、P舷側のマーキン
   FP−2内部のマーキン
バルバス下部のしろを先に切っておく
   バルバス下部、しろ切り
バルバス(FP1F)昨日搭載
  バルバス(FP1F)搭載
ホールド内、C型鋼付けの続き
  ホールド、型鋼付けの続き
E/Rセカンド、清浄機設置
    E/R、清浄機設置
E/R設置構造物、用意続々
    構造物用意、続々
来週早々にはAP−2・UD−1搭載予定
 AP−2、来週早々搭載予定
BC(まだまだ製作途中)
    BC(まだ製作途中)
ホースパイプ先端へベルマウス付け
    ベルマウス付け
内部ブラケット施工
    内部ブラケット
バルバス合わせ部、ガス切り
  バルバス、ガス切り合わせ
下部BT−7との合わせ
   BT−7との合わせ
今日の午後の様子
     今日の午後

     続きはまた来週。  
(了)


2011.12.7 Wed. 晴れ後曇り 14℃ No.528


※今日から小出し開始…ということで船尾部。




  船台上における本船(Sno.578)一連作業 A の様子。


ペラ軸・スターンチューブを用意する
  スターンチューブ等用意
船尾部へ挿入・調整
      挿入・調整
恒例のチョックファースト固め
  チョックファースト固め

    E/R、G/E搭載
ポンプ、濾器設置
     ポンプ設置
E/R下部、M/E搭載前塗装
     E/R下部塗装
M/E据付リーマボルト穴明け
  据付リーマボルト穴明け
ペラ軸挿入〜ペラ装着で次にラダー
   ペラ装着で次にラダー
ヤナセより係船機納入
     係船機納入
11/21に既に納入されているM/E
   11/21に納入済のM/E
重量軽減の為に分解したT/C等を用意
   重量軽減、分解品用意
船尾側へG/Eは搭載済
     G/E搭載済
カバーが付いているからビニールを掛けたままで搭載へ
 ビニールを掛けたままで搭載へ
ゆっくりとエンジンベッドへ降下
     ゆっくり降下
G/E部との取合繋いで無事に終了
  G/Eとの取合繋いで終了
船外船尾部(ペラ軸系)終了する
     船外船尾部終了
張出フェアリーダーの有る特殊BW製作
     特殊BW製作
重量軽減・M/E分解品組立
    M/E分解品組立
外注したUD−2ブロックへ急いでパイプ付け
 外注分UD−2へパイプ付け
配電盤を搭載用に用意する
     配電盤用意
そして船尾部へ搭載する(12/5)
     〜で搭載(12/5)
製作・検査済となっているFP1A
   製作・検査済FP1A
船首部へ搭載済(12/6)
     〜搭載(12/6)
FP1F(バルバス)も近日中に検査・搭載
    FP1Fも近日中
ホールド内はアングル・型鋼溶接の特殊仕様
   ホールド内、特殊仕様
後日に全容判明予定
    後日に全容判明
かの操舵室リモコン操舵スタンド
    かの操舵スタンド
この色は…?(笑)
  この色は…?(情熱の赤い炎)
製作中のAP−2・UD−1
    AP−2・UD−1
急いで天井裏へ電路・パイプを付けていく
   急いで電路・パイプ付け

     続きはまた明後日。  
(了)


2011.12.3 Sat. 雨後曇り 15℃ No.527


※もう師走突入!今年一年、長かったような短かったような…。


  ようやく出張から帰ってきて、来客も経て従来通りの進捗に。それでは…



  船台上における本船(Sno.578)一連作業 @ の様子。(今日は少し)


外注していたSS−7が納入される
   外注分、SS−7納入
丹念にフレームの所を背焼きしていく
    丹念に背焼きする
照明、ピラー等を付けて搭載へ(反転から)
  照明等を付けて搭載へ(反転)
船首部へ移動させる
     船首部へ移動
〜で搭載完了(12/1)
    
搭載完了
(12/1)
FPT側からの視点(手前がスラスタールーム)
    FPT側からの視点

     続きはまた来週。  
(了)


2011.11.26 Sat. 晴れ 13℃ No.526


   平素より松浦造船日記をご覧頂き、有難うございます。

   さて、前船と同じ現象ですが船台上はかなり進んでいます………orz

   
もう仕方無いからまたSno.578搭載状況今現在
(11/26)から始めるということで、


    船首部の様子 船尾部の様子

       船首部(SS−6まで搭載済)    船尾部(UD−1・AP−2搭載待ち)
 

    からやりたいと思います。

    来週は火曜からまた出張がかさみそうなので…後半に時間が取れればアップしましょう。
    お楽しみに。


                             
   
  (了)


2011.11.21 Mon. 晴れ 13℃ No.525


※さっきの揺れはおっかなかった…思わず表へ飛び出したし……orz
 地震と隣り合わせの日本、確実に安全な場所なんて無いのかな。それなら安全対策徹底!

Sno.578 メイン・エンジン
(新潟 6M34BGT型)陸上公試運転立会い etc.
          6M34BGT型 735kW 230min-1
             Sno.578 メイン・エンジン 6M34BGT型 (735kW)
陸上公試用掲示板
      掲示板
シリンダカバー周り・トップ
     カバー周り
新潟特有・お馴染みのガイスリンガー継手
  お馴染みのガイスリンガー
リモコン操舵スタンドとC/R監視盤
   リモコンC/R監視盤
リモコン操舵スタンドはあくまで(仮)のやつ
  スタンド↑はあくまで(仮)
警報を一まとめにしておく
    警報、まとめる
船主様立会いの下で運転開始
   船主様立会いで開始
最低速〜負荷試験で開始
     負荷試験から
リモコン操舵スタンド電気温度計確認
    電気温度計確認
各シリンダ内爆圧・定時測定
   シリンダ内爆圧測定
温度・回転数等、定時に細かく記録していく
  温度・回転数、細かく記録
4/4負荷、100%試験
      4/4負荷
4/4は1時間要で控室くつろぎの絵図
  1時間要、くつろぎの絵図
M/E前計器板
     M/E計器板
M/E・S舷側を見る
     M/E・S舷側
チャンバ扉開放の軸受温度計測
     軸受温度計測
クランク軸確認の図
    クランク軸確認
遠隔操縦(リモコン)・保護装置試験
  遠隔操縦・保護装置試験
リモコンスタンド操作で動作確認
   リモコンスタンド操作
C/R監視盤・危急停止作動
  監視盤・危急停止作動
リモコン危急停止作動確認
   リモコン危急停止作動
オーバースピード自動停止確認
  オーバースピード停止確認
警報・パトライト作動確認
   警報・パトライト出し
LO圧力低下・M/E停止確認
  LO圧力低下・停止確認
          新潟原動機・新潟内燃機工場
            3連続3回目(前回と比べて後ろの木が落葉している…)


   先々週11/11(金)開催の
Sno.578主機(M/E)陸上公試運転立会いの模様です。

   8月以来の訪問で前回は非常に暑いサマでしたが今回は11月といえども
とても寒かった…

   新潟だから当然なのかもしれないけど前々回昨年12月同様、
私風邪を引いてしまいました……
   
(現地へ行ってもろに。それ故、今はマスク姿)

   人間の体って
環境の変化にかなり敏感なんですね〜これからが船台上建造の本番だというのに
   本当に困ったものです…。


   
まあ、毎日薬を飲んでさっさと直したいと思います。



   型式は概出通り3連続で6M34BGT

   試験内容、確認は

   
各負荷試験・保護装置試験・リモコン操作・クランクケース開放(軸受温度計測)
   
各部ランプテスト・緊急停止試験・警報出し 等。

   問題は有りませんでした。いつもと変わり映えしない?感じもしますが↑で

   (仮)と書いている通りリモコンスタンドで多少変更があります。


   え?それは何かって?納入されるときまで教えへん!(笑)

   自己主張強く視覚的に訴える意思が固いとだけ言っておきましょう。


   〜で本日M/E本体は到着済後送のスタンドは12月一週目着の予定です。
   
(トモ周りをはよ組み上げんと間に合えへんで……)

   愚痴も言いたくなるが、とにかくやる!! 次回お楽しみに。


                                  (了)

2011.11.19 Sat. 19℃ No.524


   昨日に続いて松浦造船日記をご覧頂き、有難うございます。

   さて、お知らせの通り Sno.578建造過程 へ移ってまいります……
   
何かしらここでちゃんとしたオリエンテーションを決めておくのも一興だなと。  

   そこで初めての試み、
本船完成予想模型を作ってみました。

   
それがコチラ↓



         弥生丸模型


     
 
     
 


 
ん?この船のシルエット、何か見覚えあるぞ???あっそうか!コレ↓がモデルだから!


         Sno.378「弥生丸」


   〜ってバカ言ってもしょうがないけど(笑)これは弊社建造 Sno.378「弥生丸」です。
   
(ネットで弥生丸検索すると直ぐ今現在の姿を確認出来ますから一応実行してね)  

   つまり
船主様の持ち船丹精込めて自作された木製模型をアップしようというのが主旨です。

   
本船はもう船齢20年ではありますが船体は今でも何ともないくらい丈夫らしい
   とのこと、だからゆえ
 

   
リプレースするなら頑丈長持ちする船を造る(←ここ重要)

   
松浦でやりたい!とのご希望だったのです。


   やはり
ちゃんとした仕事を施すと見る御人は正当な評価を与えてくれるものなのですね……
   本当に有難うございます!!

   
前船に負けるとも劣らない凄い船!!

   を必ずお見せしたいと思います。



   
皆さんもお楽しみに!   (了)
   

2011.11.18 Fri. 15℃ No.523

※風邪がなかなか治んねえな…orz 困ったものだ、皆さんも気を付けて……。




    久喜港へ横付け 沢山の祝い旗
 
    レーダーマスト 
 
    祝賀会ホテルステージ 150人を超す招待客
 
    ご挨拶 ご挨拶
 
    弊社社長挨拶 船主様ご挨拶
 
    花束贈呈 鏡開き
 
    枡酒で乾杯 余興・太鼓
 
    お料理・お品書き 刺身盛り
 
    歓談中 御花
 
    建造工程・スライドショー 建造工程・スライドショー
 
    大カラオケ大会 歌っていると何故か花束が(笑)
 
    親戚御一同大団円 最後のご挨拶
 
    万歳三唱 盛大に終了す
 
    (いつもと同様に説明文は画像にカーソルを合わせると出現。最後にもう一度↓)
   

    申し訳有りませんでした!風邪にやられて体調が芳しくないですけど…

    10/31(月)に壱岐・石田町久喜及びホテルステラコート太安閣にて開かれた

    Sno.577「蛭子丸」本船お披露目・竣工披露宴の様子、続きです。


    本船内装、仕様等は写真をご覧になって皆さんはどのような感想をお持ちでしょうか?

   
「内航の雄」製作ですから 何も問題有りませんよね?(笑)
    今回も美しく出来上がり心の底から嬉しく思います。
 


    所謂「松星丸」型・4番船
    披露宴はオリジナル初代のときも華やかでしたが今回も
負けず劣らず!!凄い!

    何せ150人以上の方ご招待の大宴会ですから…私もこの歳になって良い経験をさせて
    頂きました
(同じオペ様というのも不思議な縁を感じます)

    船主様の土地柄(?)もあるのでしょうか壱岐クォリティーの壮大さに圧倒
    された次第、九州行き出張3日目のくたびれた体を目覚めさせるには十分の衝撃。  

    やはりこの心意気こそが大事だと私は思います。景気が悪くてどん底だからささやかに自粛モードで…ではなく、


    不景気?そんなもの○○くらえ!!

    断じて行えば鬼神もこれを裂く!!

    笑う門には福来る!!さあさ!お立会い! 

    これこそが素晴らしいのです。

    業が抜け出る如くに邪悪要素を全て砂塵に捨て去り明日へ向かっていこう
    という明るい姿勢・気持ち。

    まだまだ不透明感一杯な内航業界ですけど

    良い日が必ず巡ってくるって!(越中詩郎)

    月並みですがとにかく地道に着実に頑張っていきましょう。


    それでは本船建造に携わって頂いた方々全員のご多幸・ご隆盛を祈念して

   
「蛭子丸」に幸、多からんことを!!  





    遣っ付け&パワー不足でごめんなさい…ホントに体調宜しくないのでね。次回からSno.578
    移ってまいります、乞うご期待!

                                  (了)


2011.11.14 Mon. 晴れ 19℃ No.522


   昨日の続きでSno.577「蛭子丸」竣工披露宴の模様を映像↓にて。

   10/31(月)当日、唐津からフェリー乗船で壱岐へ移動、披露宴会場にAM10:30に到着した
   ものの肝腎の本船が近くに居ない…。

   どうやら久喜に居るらしいと聞き付け移動して目に入ってきた光景がコレ……(驚)

   何ともきらびやかな多数の祝い旗・船首くす玉(!)にびっくり仰天!!!!。
   これは撮っておかねば!と予定外の撮影でした(笑)
   
(餅撒きもされたみたいですがそれは残念ながらもう終わっていた様子…orz)

   本日少々風邪気味で体調が悪いのでここで中断、また次回。


        

                                   (了)

2011.11.13 Sun. 晴れ 20℃ No.521

※どんどん遅くなってしまうから本っっっっ当に困ったものだ…orz(竣工式分は今日で完了)




船尾カント部
 
ブリッジフロント面
 
サイドから見る
 

  (機関部)
高温冷却清水ポンプ2台
 
バラスト集合管
 
FO移送ポンプ・枝管
 
美しいドストル塗料
 
FOシフター・CFO移送ポンプ
 
G/E(ヤンマー) 6HAL-HTN
 
主機(新潟)6M34BGT 735kW 230min-1
 
船尾・スターンキーパー
 
主機前・燃料2次濾器
 
C・セットリングタンク
 
複雑なパイプライン(燃料)
 
LO清浄機(アメロイド)
 
LO置きタンク
 
特殊階段
 
LOクーラー・濾器
 
清水セントラルクーラー
 
清水集合管
 
配電盤
 
M/E監視室監視盤
 
E/R・セカンドデッキ
 
操舵機
 

  (船首甲板部・居室・操舵室)
NO.1・2レーダー
 
操舵オートパイロット
 
M/Eリモコン操舵スタンド
 
電子海図モニター
 
操舵室全景
 
信号旗・旗箱
 
居室テレビ
 
ベット・机
 
賄室・クッションフロア
 
洗濯乾燥機
 
風呂湯船
 
化粧木製ドア
 
キッチン
 
食堂
 
一般配置図
 
食堂用電子海図モニター・TV
 
居住区通路天井
 
トイレ
 
紐付き救命浮環
 
ファンネルマーク(三星海運株式会社)
 
通船用伝馬
 
自己点火灯・発煙信号
 
特殊レーダーマスト
 
操舵室天井上構造物
 
救命膨張筏
 
操舵室前面ガラス
 
マリーンクレーン
 
特殊船尾灯
 
船尾ワーフラダー
 
エスケープハッチ
 
FO張込集合管
 
エア抜き管頭群
 
船尾フェアリーダー
 
船首側ユニバーサルローラー
 
ウインドラス機構
 
船首マイクストア付近
 
船首起倒式マスト
 
特殊コンパニオン
 
エルマン・ハッチカバー
 
ハッチコーミング下
 
船尾係船機
 
バラスト水・エア抜き管頭
 

  (船首ストア・ホールド部)
ホールド内
 
ホールド・カーテン
 
巻取りウインチと高圧清水洗浄装置
 
船尾側通路
 
船首セカンドデッキストア
 
船首船外給電箱
 
セカンドデッキ通路
 
上部注意パトライト
 
ホールド前方部(中段ステイ)
 
綺麗なスパーリング・シーリング
 
フォークリフト
 
ビルジウェル
 
係船機・ハッチカバー油圧ポンプユニット
 
停泊用G/E
 
スラスターエンジン
 
スラスター燃料置きタンク
 
船首下部ストアへ降りる階段
 
ホールド傾斜計
 
ホールドサイド
 
船首下部ストア棚
 
エルマン・ハッチカバー船首側
 
    進水銘板 船舶詳細板
 
     「蛭子丸」499(G/T) 1,830(D/W)

           「蛭 丸」(499G/T 1,830D/W)  
    祝い旗掲揚 竣工式でブリッジへ
 
    神主のお祓い 祝詞
 
    清跋の儀 玉串の捧げる私
 
    お神酒拝戴 終了
 
    タラップを上げる 見送り
 
    回転数を上げて港外へ 木江沖を旋回
 
    汽笛に応える 壱岐へ向けて回航
 
           
   

    時間が経ちすぎると昔話になってしまうから……先にまず

    去る10/25(火)にSno.577「蛭子丸」竣工・引渡しを完了しました。
    今回も最後まで無事に終了して本当に嬉しい限りです。

    出て行く前に船長に木江沖旋回をお願いしたのですがきっちり3回やって頂きました。

    そのせいか天満桟橋付近・町民多数の方に随分お見送りされていたみたいで…
    とあるブログにその詳細がアップされていたくらい。

    そのくらい衆目を集める凄い船ということですね。

    目立つのはとても良い!本当に喜ばしいことです。

    さて目立つというと壱岐披露宴・竣工祝賀会を忘れてはいけませんね。
    次回にまた映像付きで続きをアップしたいと思います。

    しばし、お待ちをば…。
  (了)


2011.11.5 Sat. 雨後曇り 21℃ No.520


   平素より松浦造船日記をご覧頂き、有難うございます。

   先に言い訳しておきますが(笑)先週土曜から九州出張行き、11/1に帰島したと思ったら
   また2日晩から広島行き〜
と外へ出っ放しでしたからほぼ更新出来ず…orz。

   
来週はまた木曜から新潟行きで難しくなりそうですからその前に今日、次回予告!



         「蛭子丸」竣工!


          と、


         港でのお披露目


    Sno.577「蛭子丸」竣工&現地祝賀会 のアップとしますので。

 
   来週月〜水曜で断続的に(時間が有れば)やっていきましょう。
    あんまり遅いと浦島太郎状態でネタが古くなる&新ネタ続出になるしね……困ったものだ。
    
(特にSno.578進捗…)

                             
   
 (了)




2011.10.26 Wed. 晴れ 17℃ No.519


※Sno.577トライアル詳細!


 Sno.577「蛭子丸」海上予行・公試運転 (トライアル) 10/13(木)・14(金)
      
      
アンカー格納 レーダー マイルポスト確認
レピーターコンパス確認 旋回航跡 スラスター旋回
G/E M/E 航走写真撮影
M/E起動試験 投揚錨試験 ファンネル
     「蛭子丸」航走状態




    


    お知らせの通り、無事に終了済のトライアル詳細、以下にて。
    (またしても雨…このときに天気が悪くなるのも恒例?途中から上がったけど)

    船級はJG・沿海。手順は

    ・各負荷運転試験(1/2、85/100、4/4 1往復ずつ)
    ・操舵試験(
0°〜右30°右35°〜左30°左35°〜0°の時間計測)
    ・旋回試験(
レピータコンパスを見て角度指定)
    ・機関停止・前後進及びリモコン操作試験
    ・スラスター旋回試験
    ・停止惰力(3ノットに落ちるまでの航行距離計測)
    ・予備操舵試験(手動で舵回頭)
    ・投揚錨試験(
3連出して巻き揚げ時間計測)
    ・
M/E開放検査(チャンバ内温度、ピストンロッド状況確認、LO濾器掃除) 等。

    公試時に追加で
    ・
M/E起動試験(エアタンク内残量で何回起動可能か)
    ・
M/Eガバナーテスト


    〜という実施内容です(変わったことは無し)

    月曜晩に遣っ付けみたいな感じで映像作成したせいか13分以上と長くなってしまいましたが
    我慢して全部ご覧になる様、お願い致します(笑)



    船速結果は4/4(100%負荷)にて予行時が11.69ノット、公試時が11.73ノット

    で後者を採用とします(オートパイロットモニター13.80ノット表示も有りますよね〜)


    今回も船体と新潟M/E・マッチングリテラシーは抜群!振動無しでした。

    前船、今船、次船3つ連続で何かと話題な機種。新造計画中の船主様はそれこそ、

    映像を何度も納得いくまで観ることをお勧めします



    次回は昨日完了のSno.577竣工記事といきましょう。

                           (了)
2011.10.24 Mon. 晴れ 23℃ No.518


   平素より松浦造船日記をご覧頂き、有難うございます。

   明日、無事にSno.577・竣工を迎えますがその前に多忙を極め、進捗アップ欠落というか…

   本日大急ぎで作成しましたので海上予行・公試運転
(10/13〜14)の模様を先にご覧下さい。
   (後ほどゆっくりと説明付きでやりますからまた少々お待ちをば…)

        

                                   (了)

2011.10.20 Thu. 晴れ 23℃ No.517


  ※今日はNo.454479にて取り上げたかの案件の続き、またしてもとんでもないニュースが入ってきた
   ものだからそのことを少々(私個人の意見で組織的には何の関係も有りませんからそこ、お間違え無く)

  9/30、京浜3港(東京港・横浜港・川崎港)をもつ東京都・横浜市・川崎市が内閣官房へ出した

  カボタージュ解禁要望」について。

  よくよくその要望内容を読んでみると

  @内航輸送需要が急拡大した場合、現在運航の内航コンテナ船・船腹が不足してしまう可能性が高く
   国内輸送網の充実強化を図っていくためには国内複数港湾に寄港する外航船が国内港輸送を担って
   いくことが求められる。
  A外国船社は国内港で積み替えを行う際、カボタージュ規制の為コストが高い内航船やトラック輸送
   を利用せざるを得ず大きな費用負担になることから国内ハブとして京浜港を利用せず釜山港をハブ
   港として利用している
  B規制本来の目的が純内貨輸送を自国船に担わせることならば、京浜港集荷力強化の為に内航輸送価格
   競争力を十分に確保した
上で京浜港と国内港湾間の外貿コンテナ輸送に限定したカボタージュ規制の
   緩和
が必要である。


  の3点が主旨の様です。
  さて皆さん、この@・A・B、尤もらしく言ってますが(Aについては国際港湾従事者心情を多少理解しつつも)

  全部無理・矛盾していることに早速お気付きのことでしょう(笑)


  まずAB

  自分が内航船運賃が高いと言いながら内航輸送価格競争力を確保って何ですか?
  (今以上に安価運賃にして国内船主でお互いバーゲンセールをやれってこと?)

  それに@

  内航輸送需要が急拡大した場合船腹不足になるから外航船を入れろって


  今でさえ輸送量が減って余り気味船腹状況なのに

  どういう天変地異が起きて急拡大〜不足みたいな

  都合の良い解釈が出来るのですか? 

  (老齢船をどんなに延命工事しようと強制的に排除するなら別)

  また、

  政府がそうなるべくした施策をこの業界に打ち出し

  ていますか?昨今、そういう流れだと思いますか?

  老齢船が多くなって自然退場するのを待っている

  が実情でしょう?


  まあ自らの要望ですから大局的にリベラルに見ることが出来ない、主観的になってしまうことを差し引いても

  あまりに一方通行・偏ったお粗末私見 だと私は思います。



  何度でも言います。外貿コンテナ輸送に限って等と大そうなお題目を掲げたところで年月が経つと

  「悪しき前例」「なし崩し」全面解禁カタストロフィーへ直結。


  反芻してもう一度。

  むざむざ国益を外部資本に渡し、業務・財政が逼迫

  
している危機的状況の内航業者をさらに貶める

  ことの
一体どこにメリットがあるというのですか?


 「コスト削減」の名の下、安全・安心・確実輸送する権利を放棄して

  内航海運を潰滅・壊滅・没落させるスイッチを

  押しても良いのですか?



  万が一、解禁してしまったとしても軽い発言を連発していた某政治家の言、

 「90年度比・CO225%削減目標」はしっかり

  遵守するのでしょうね? 多数を占めてしまうであろう

  黒煙モクモクな外航船は入れないのでしょうね?(笑)


  とにかく、

  内航業界の根幹を揺るがすことだけは無きように!

  お願い致します!(ジリ貧も何もあったものじゃない!(怒))

                                   (了)





2011.10.18 Tue. 晴れ 21℃ No.516
※よーーーーーーやくという感じで(笑)まずは写真から(〜で本日追加で完成)
  
    船底キール(今回はBT−5) 起工祭壇
 
    立看板 ご登壇
 
    神事開始 神主のお祓い
 
    神主の祝詞 溶接棒の用意
 
    火入れの儀 玉串奉奠
 
    昇神の儀 キール、船台へ榊・お神酒を捧げる
 

         記念撮影
     (祝賀会場へ移動)
    きのえ温泉・清風館にて 入口立看板
 
    着席 船主様ご挨拶
 
     乾杯
 

         もう一丁、記念写真

   もう先月のうちに予告しておきながらようやく本日になって…等と言い訳がましく(笑)
   愚痴を申しますが9/29(木)に、

   次船Sno.578 499(G/T)1,650(D/W)貨物船 の起工式を挙行することが
   出来ました。

   今回のお客様には松浦出来のカーゴに乗っておられて、全体的な評価が宜しかったのか

  「新造を是非松浦で造りたい!」との熱い想いを吐露、この厳しい時期に
   こうもご愛顧頂ける有り難さを噛み締めて契約〜締結に至った経緯があります。  

   それならば、

 「内航の雄が技術の粋を結集して応える」のは当然。


   正直なところ、ホールド内仕様について勉強不足?な点が多々見える私ですが(笑)

  必ずやご満足頂ける船を年明けにお見せすることをお約束!

   して何かを比較対象にして(?)この年末へ向けしゃかりきに頑張っていきたいと思います。
   
(とりあえず詳細な仕様打ち合わせからかな…)

   こんなに景気が悪くともあな、忙しや忙しや…  
(了)



   (頭、不作動でこのぐらいでご勘弁。次回はSno.577トライアル映像アップ?と予告しておきます)

2011.10.15 Sat. 曇り 23℃ No.515


   平素より松浦造船日記をご覧頂き、有難うございます。

   昨日無事に海上公試運転から帰ってまいりました。

   早いうちにその詳細をアップしたいところなのですが他にイロイロと有りまして…
   頭がまーーーったく作動しないものですから映像にて少々お茶を濁したいと思います。

   トライアル前段階、
臨時航行検査・M/E始動
(10/12)を先にご覧下さい。
   (Sno.578起工式はいつになることやら…)

        

                                   (了)

2011.10.12 Wed. 晴れ 23℃ No.514


※海上本船のトライアル前段階。



  海上における本船(Sno.577 蛭子丸)一連作業 D (10/10)


BD裏、タッチアップ仕上げ塗装
   BD裏、仕上げ塗装
大工による木工仕上げ完了
   大工木工仕上げ完了
M/Eはとにかく長時間フラッシングする
  M/E、LOフラッシング
船尾アルミワーフラダー機構、完成
   船尾ラダー機構完成
救命浮環・自己点火灯、属具据付
   属具据付(救命浮環等)
ハンドレールはさらに仕上げ手塗りしていく
  ハンドレール、仕上げ手塗り
トイレ床面のみ先にクッションフロア貼り
 トイレ、先にクッションフロア
本日、臨時航行検査受検
   本日、臨時航行検査
M/E、無事に始動する
      M/E始動


    〜で、明日からトライアル海上予行
(10/13)公試運転(10/14)へ出発します。

    随分前に予告しておいてそのままな
Sno.578起工式の模様は次回には
    何とか…アップしたいと思います。

                               (了)



2011.10.8 Sat. 晴れ 23℃ No.513


※昨日の続き(金曜〜)



  海上における本船(Sno.577 蛭子丸)一連作業 C (10/7)


レーダー結線・調整
     レーダー結線
BD裏を丁寧にバフ掛け
    BD裏、バフ掛け
デッキ裏、一層目塗り
     一層目塗り
ハッチ・カバー上部、エルマンバフ掛け
  ハッチ・カバーバフ掛け
塗らない箇所は養生して仕上げ塗り
   養生して仕上げ塗り
今日の晩の様子
      今日の晩
居住区通路、木工工事完了
    居住区通路、完成
属具据付(消火ホース等)
   属具据付(消火ホース)
CD天井裏の様子
      CD天井裏
FO・LO油バンカー(昨日)
    油バンカー(昨日)
張込集合管から先にA・FO入れ
     先にA・FO
次にC・FO張り
     次C・FO
FO終了でLOバンカー船と入れ替わり
 LOバンカー船と入れ替わり
LOはデッキ上のドラムから引く
  LOはデッキ上のドラム
逆転機部へ入れる
      逆転機部
M/Eはチャンバ扉を外してそこから注入
   M/Eはチャンバ扉から
置きタンクは取入口から入れる
   置きタンクは取入口
バンカー終了
       終了
操舵装置(オートパイロット)確認
     操舵装置確認
火災報知機確認
      火報出し
航海灯確認・警報出し
     航海灯確認


     続きはまた来週。



 ※今日は思うところありまして当・大崎上島内懸念について一言申し上げたく存じます(興味無ければスルーで)


 数日前、国内某有名監督がこの大崎上島にてロケを敢行し映画製作を行うというニュースが入ってまいりました。
 過疎化著しく寂れ行くこの島にとってこんなオイシイ絶好のネタはそう巡ってくるものではありません、
 島民が色めき立ちこれをチャンスに起爆剤!と意気込む気持ちもよく分かります。
 
(映画製作や監督個人を批評するわけではありませんからそこはお間違え無く)

 しかし島・居住民がそのことを島外へアピールすることに関し、全員とは言いませんが
一部の人へ伝えたい。

 私自身事業主
(商工会の一員)という大きい使命の下、仕事をしていく・会社を護る覚悟を秘めている身としては

シオニズム
(例え)が薄い類の貴方達がどう動いたところ

でどれだけ実を結ぶのか?それで人口が増えるのか?

 
(島へ帰ってきたのなら家業を手伝ったら?ということ)


実施したそのときだけ衆目を集めて後は無し、それで

本当に町興し足り得ているのか?


 そういうものはちゃんと実益が上がってから外へ披露した方が良い、自己満足に終始する如く

島オピニオン・リーダーを自認して行動する自らを是

反対する者を非。と断じる本人&賞賛するネット全体主義
(?)に私は違和感を覚えます。


 島内は色々な人が居るのだからちゃんと話し合って確実なコンセンサスを取って実行しようよ……
 黄金の島へ回帰!の点では完全一致しているのに片方だけが暴走するのでは良いものが産まれない。


 取りあえず私は今この島に一番必要な雇用・労働産業振興(造船)に力を入れていきたいと
 思います。 

 そこのところ、よく考えて行動して下さいや。
(ローカルネタで本当に失礼しました!(笑))


                                (了)

 
2011.10.7 Fri. 晴れ 23℃ No.512


※前回からの続き(今週火曜〜木曜?)



  海上における本船(Sno.577 蛭子丸)一連作業 B (10/4)


内装仕上げ、着々と進む
    内装仕上げ、着々
食堂天井(丸型大型蛍光灯)
    食堂天井
(丸型大型)
化粧合板による通路内張り
     通路内張り
操舵室(CD)内はほぼ木工工事終了
  操舵室(CD)内はほぼ終了
E/Rドストルネダ下、仕上げ塗り
  E/Rドストルネダ下仕上げ
型で切断の縞板敷き
      縞板敷き
排気管へラギングを巻く
    排気管ラギング
FOラインへ断熱材を巻いていく
  FOラインへ断熱材巻き
FOセットリング置きタンク、ラギング仕上げ
    置きタンク仕上げ
風呂内、バスパネル貼付仕上げ
  風呂、バスパネル仕上げ
居住区、特殊木製階段
      木製階段
木製化粧ドア
      化粧ドア
社内桟橋を横にする
    桟橋を横へ移動
船移動スタンバイへ掛かる
    船移動スタンバイ
船体を横へ移動する
     船体を横へ…
船体動揺・重心査定検査(10/4)実施
 船体動揺・重心査定検査(10/4)
船体喫水確認
      喫水確認
計測開始・@の段階
      計測開始
船体動揺水ホース目盛り読み
  動揺水ホース目盛り読み
動揺周期時間を計測
     動揺周期計測
次Aの段階
      次の段階
ラストDの段階
      ラスト
試験終了
       終了
各所計測データ確認をする
    各所データ確認

     10/4(火)重査・船体動揺試験 を主に載せてみました(方法は概出参照)

     続きはまた明日。  (了)


2011.10.3 Mon. 晴れ 21℃ No.511


※昨日の続き。



  海上における本船(Sno.577 蛭子丸)一連作業 A (9/26)


操舵室内、木工・配線工事佳境
  操舵室内、木工工事佳境
操舵室サイドは引き戸付け
    ドア付け(引き戸)
居住スペースへ家具を入れていく
  居住スペース、家具入れ
ブリッジ、フロント面を養生して塗装する
  ブリッジ、フロント面塗り
船首デッキ上塗装状況
     船首デッキ上
E/R内、足場ドストルネダ溶接
  E/R、ドストルネダ溶接
特殊形状船尾灯、搭載
     船尾灯搭載
ホールド内、木工工事終了
   ホールド内、木工終了
G/E負荷試験実施(9/29)
   G/E負荷試験(9/29)
フォア・マスト、起倒確認
    マスト起倒確認
船尾端へ8mワーフラダーを設置する
  船尾、8mワーフラダー設置
ホールド上部、サイド面塗装完了
  ホールド上部、塗装完了
居住区通路、ネダ打ち木工開始
  居住区通路、ネダ打ち開始
トイレはモルタル左官工事
    トイレは左官工事
風呂内はタイル貼りしていく
    風呂はタイル貼り
ボースンストア、床面塗装
   ボースンストア内塗装
ギャレー内、木工仕上げ完了
     ギャレー完了
ホールド内カーテン装置ワイヤ巻き
  カーテン装置ワイヤ巻き
E/R内機器、養生していく
   E/R内、機器養生
一昨日、昨日と塗装
    〜塗装(立入禁止)
今朝になってようやく進入可
  今朝になってようやく可
E/R下段の様子
     E/R下段
防熱施工工事再開
     防熱施工再開
ドストル敷き縞板切り
    ドストル縞板切り

     こういう感じで推移、明日は 重査・船体動揺試験(午後) の予定でおります。

     続きはまた後日。  (了)


2011.10.2 Sun. 曇り 20℃ No.510


※ちょっと要望がありましたのでこちらから先に…。



  海上における本船(Sno.577 蛭子丸)一連作業 @ (9/13)


滑走台、矢の片付け
     滑走台片付け
ソロバン、水洗いして回収する
   ソロバン、水洗い回収
船台ゲートを閉鎖する
    船台ゲート閉鎖
海上へ浮かんだ本船
      海上の本船
M/Eは浮き芯出しで調整する
    M/E、浮き芯出し
据付チョックファースト流しをする
  チョックファースト流し
居住区室内、グラスウール入れをやっていく
  居住区、グラスウール入れ
木工工事、ネダ入れ
     木工ネダ入れ
配線工事も順次進めていく
    配線工事も進める
ハッチ・カバー、メーカーが来て整備開始
  ハッチ・カバー整備開始
チェーン・ストッパー覆い製作
  チェーン・ストッパー覆い
ホールド内、トップへシーリング敷き
  ホールド内、シーリング敷き
セカンド通路上、塗装していく
   セカンド通路上、塗装
居住区内、ダクトを敷設していく
   居住区内、ダクト敷設
溶接工事も進めていく
    溶接も進めていく
セカンド通路部、塗装は終了する
  セカンド通路部、塗装終了
船尾灯製作中
     船尾灯製作
個性的な特殊形状
      特殊形状
台風接近により本船を避難沖出しする(9/20)
  台風接近、本船沖出し(9/20)
翌日に迎えへ行く
     迎えは翌日
E/R通路下部へドストル用ネダを入れていく
  E/R下、ドストルネダ入れ
左官工事前、下地エクスパンション入れ溶接
  左官工事前、下地仕上げ
ハッチ・カバー射水検査(9/22)
  ハッチ・カバー射水検査
ホールド側から繋ぎパッキン部を確認する
    ホールド側から確認
M/E・G/E排気管防熱でウールを巻く
 M/E・G/E排気管防熱工事
居住区内木工仕上げも進んでいく
   居住区内仕上げも進行
通船用交通艇納入
     交通艇納入

       続きはまた明日。  (了)


2011.9.30 Fri. 雨後曇り 24℃ No.509


   平素より松浦造船日記をご覧頂き、有難うございます。

   今日はただ予告編↓。


   船底キール  起工祭壇


     Sno.578起工式の様子、続きはまた明日。   (了)

2011.9.28 Wed. 晴れ 25℃ No.508


   連日に渡り松浦造船日記をご覧頂き、有難うございます。

   それでは恒例のアンカー巻き↓をご覧下さい。


        

      海上本船作業等、続きはまた後日。(明日はSno.578 起工式予定であります)

                                   (了)

2011.9.27 Tue. 晴れ 26℃ No.507


   平素より松浦造船日記をご覧頂き、有難うございます。

   ま、約束通り遅ればせながらですけど No.500到達記念 として↓をご覧下さい。


        

   次回は恒例のアンカー巻きといきましょう。(これで内航船に興味を持って貰えれば此れ幸い!)

                                   (了)

2011.9.20 Tue. 23℃ No.506

※写真アップ続き…(完成版)





  前夜祭も行った祝賀会場へ移動…
      船主様お出迎え ご来賓
                
      ご来賓 ご来賓
                
      着席 着席
                
      弊社社長挨拶 ご来賓挨拶
                
      ご来賓挨拶 ご来賓挨拶
                
      船主様挨拶 進水斧贈呈
                
      感謝状贈呈 乾杯のご発声
                





      進水式へ参列の皆さん
               
       
                
      「蛭子丸」499(G/T)1,830(D/W)
 
                蛭子丸499(G/T) 1,830(D/W)


   皆さんも既にご承知の通り、去る9/13(火)に弊社Sno.577「蛭子丸」499(G/T)1,830(D/W)進水式
   を挙行することが出来ました。

   8月に入ってから連日の駆け足工程&搭載写真アップであったことから推察出来ようものですが残り
   1・2日が随分タイトになってしまい…orz

   別にサボっていたわけではなくきっちりと工程管理をして順調に進めていたつもりでも…それでも切羽
   詰ってしまうのは何故か??それこそ8月下旬〜9月上旬にやってきた意味不明な猛暑に起因している
   ものと思います。

   現場に出ている職人達のやる気を削ぐのは天下一品!こんなことやめて海へでも行こうぜ!と誘惑する
   が如きピーカン続き、ヘルメット下の顔・首筋をちゃんと日焼けさせて
(実際現場の人は皆黒光りだから…)
   イライラしながら1/4程熱中症に掛かりながら(?)何とかやり遂げたという感じです。

   それでもやっぱり↑↑良い船が出来てるでしょう〜〜〜?

   質実剛健を地で行く「内航の雄」此処に在り!を証明した次第。

   半年ぶりの進水ですがかの猛暑の中を一生懸命動き回って仕上げたのだから進水時・快晴くらいの
   ささやかなご褒美があってもいいでしょう?今回もレジェンド遵守、嬉しい時間でした。



   人の噂・縁故・建造指令、何でも良いですが

   折角新造するのなら最後は乗る船主様が正しく白い眼で見て判断して


   決めて下さいね。恣意力で左右しようなど○○くらえ!


   同じ仕様・個性の無い船、どこにロマンが有るのか?何が面白いのか??さっぱり分かりませんな。


   松浦はNo.1ではなくOnly.1を目指していきますのでそこんとこ宜しくです。



                                        (了)

2011.9.18 Sun. 晴れ時々曇り 29℃ No.505

※猛暑の中、最後の追い込みを掛けて無事進水完了となった火曜の様子を写真アップから。




船首ハンドレールの花付け
 
船尾ペラ付近
 
マカップス・電気腐食防止装置
 
今回も多くの祝い旗
 
桟橋から見る
 
船舶全景
 
JISストックレスアンカー
 
滑走台端の油圧プッシャー
 
進水祭壇
 
進水斧
 
立看板
 
船正面
 
      ご来賓 神主のお祓い
 
      命名の儀 Sno.577は「蛭子丸」となる
                
      神主の祝詞 玉串奉奠の儀
                
      司会をする私 集合して待っている
                
      餅撒き 餅撒き
                
      拾う人達 進水準備作業
                
      支綱にかざす進水斧 切断!
                
進水
    ↑クリックで拡大可能
進水
 

 
       
                
       
                

    ↑クリックで拡大可能

 

 
     

       続きはまた次回。  (了)

  
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